留年した理由を聞かれることを過度に恐れている人もいますが、そもそも留年した理由を聞いてこない企業もあります。
実際に、全体の2~3割程度の企業でしか留年経験について質問されません。留年をしてしまった学生は、当然のように留年した理由をしっかりと準備すべきですが、聞かれないこともあるので、その時はフェアな戦いであるということを覚えておきましょう。
また、浪人して大学に入る人もたくさんいるので、どの大学でも1割程度の人は、ストレートで大学を卒業できません。
浪人や留年をしても、しっかりと就職活動に成功して、働いている社会人はたくさんいます。つまり、留年はネックにはなりますが、内定を取るのは不可能ではないということです。
留年の理由などは重要ではなく、大切なのは「有意義な時間を過ごしているのか」です。
質問意図
企業は、自分が経験した失敗に正面から向き合い将来の自分に生かせる人間を求めています。面接官は、この質問で自己管理能力を探ろうとしています。
また、学業よりも優先するものがあったかどうかを知りたいと思っているため、「○○だから留年した。その事によって○○を得た」というように、留年によって得たものもセットで考え、回答してください。
留年したことにより発生した「時間」で何をしたのか?自己改善能力があることをアピールしてください。
話のポイント
・面接官が納得しやすい留年理由を用意しておく・留年をしてしまったことへの反省を伝える
・留年をリカバリーするため、現在行っている努力を語る
・失敗から学んだことを語る
・回答する際は、しっかりとした口調で語る
まず、自分が留年したことを素直に認め、反省することが第一ステップです。
なぜ留年してしまったのか」「どうすれば留年せずに済んだのか」留年した理由をはっきりさせましょう。
そして、これからの改善行動を述べることで、留年経験でもポジティブな印象につながるようにしてください。
失敗経験があるということは、それだけで有利にもなり得るのです。
それでは実際の回答例をみてみましょう。
解説
この質問ではネガティブな発言に終始しがちです。しかし、ここで大切なのは、その経験からどんなことを学んだのかという事です。反省の言葉や自分を振り返ってどうだったのかという事だけではなく、前向きな発言も取り入れるように意識してください。
解説
留年や浪人に対してマイナスポイントだと感じる学生は少なくありません。しかし、そこから何を学び、どう生かしているのかを伝えることでプラスに捉えられる場合もあります。大切なのは、その反省をもとにどう行動したのか、どう変わったかを伝えることです。
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