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就活面接で「当社の株価は?」と質問された時の対策回答例文
面接では、本気で学生が志望しているかどうかをチェックする為の質問がいくつかあります。「当社の株価は?」の他にも、「新商品についてどう思いますか?」「当社で好きな商品は何ですか?どうすればもっと売れると思いますか?」などの質問も学生の本気度を測る為の質問です。
面接では、大きく3つの事をチェックされています。
①人柄と基礎学力
②会社が求める資質・能力が備わっているかどうか
③志望意欲の高さ、今後のキャリアビジョンを持っているかどうか
3つのうち、一つでも欠けてしまうと合格にはなりません。会社で活躍する人物であるためには、この3つの要素は欠かせないのです。そこで、今回の質問のように、様々な角度から「③志望意欲の高さ」を見極めようとしています。
質問の意図
その上で、どのような見解を持っているか分析力を測っている
攻略のポイント
会社研究、企業研究のポイント
情報源
・日経テレコン21(有料情報WEBサイト)、SNS、ネット検索
・新聞「日経新聞」「朝日新聞」業界本、専門書などの書籍
・会社HP、OB訪問、工場見学、店舗見学
チェックするポイント
・商品力、技術力、企画力、価格帯、認知度
・ウリにしている商品のポイント(デザインか、性能か、価格か、企画力か)
・今後視野に入れている業界は?(医療、教育、アジア市場)
・経営戦略は?(地域密着か、多角化経営か、グローバルか)
・人事戦略は?(実力主義か、年功序列か)
・ビジネスモデルは?(営業力で勝負か、商品力か、独自の技術やスキームで勝負か)
・ビジネスの今後は?(追い風か、失速か)
会社のHPで確認出来る事はもちろん熟知しておかなければなりません。しかし、面接官もHPで確認すればわかる範囲の事では、学生の本気度を知ることは難しいはずです。
真剣に企業分析に取り組んできたこと、また「分析力」や「ビジネスセンス」を感じられる学生こそがこの質問で企業が求める人物像です。
「分析力」「ビジネスセンス」をアピールする為に必要な事
・ライバル企業について把握しているかどうか
・「他の業界でもいいのでは?」と思わせない為に、他業界と比較して差別化のポイントを
がきちんと説明できるようにしておく
・「この業界、この会社でなければいけないポイント」を「根拠」と共に伝えられるようにしておく
・企業分析をする中で、自分がやりたいことが何かを見つけている、そこに熱意が感じられる
それでは、回答例を見てみましょう。
回答例
御社の株価は、本日の朝の時点で3100円でした。御社の株価については毎日チェックするようにしています。それと同時に関連する○○社やライバル企業である○○社、○○社の動向もチェックします。ここ2か月御社の株価は30パーセント程落ち込んでいますが、その原因は○○社とのM&Aでの海外投資事業にあると思っています。今後、ライバル会社のベトナムでの新規事業もスタートする為、この動向が株価回復の一つのポイントになると見ています。しかし、私の見解として、既に御社が始めているカンボジアでのTPS事業の成果が来季に発表されると思いますので、そこでの成果が株価回復の一つの大きな時期になるのではと見ています。
(評価のポイント)
会社の株価について答えるだけでなく、その要因を分析し、今後の見通しまで答えられることは評価に繋がる。また、ライバル企業についての動向もしっかり把握している為、ビジネスにおいて意識しなければならないポイントも押さえていることがアピール出来ている。
最後に
いかがだったでしょうか。「当社の株価は?」と聞かれた場合は、「企業研究をしっかりやっているかで、志望意欲をみているんだな」と思って臨んでください。しっかりと質問の意図が理解できていれば、もし株価を答えられなかったとしても他の企業研究のポイントとなるところを代わりに伝えるなどして回避できます。
企業研究の際は、ただ企業の事を暗記するのではなく、どのポイントで見ていくのかを意識しながら取り組むことで、理解度が増し質問の際に回答しやすくなります。
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