転校歴・大学編入も受かる自己PRになる!

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転校歴や大学編入は、自己PRのうえでマイナスになると考える人が多いですが、それは大きな勘違いです。
転校をしたことがあるということは、「新しい友達(人間関係)を創るのが得意」というアピールにつながります。新しい環境に馴染むことは、生まれ持った長所ではなく、つかみ取った長所なのです。つかみ取った経験により得た前向きさは絶好のアピールポイントです。
また、転勤が多い企業を受ける場合は、転校経験で培われた能力・知識が強力な自己PRになります。
大学編入では、「なぜ、編入しようと思ったのか」という編入の目的や、「編入試験のために何をしたのか」という試験対策の努力も強力な自己PRとしてアピールできます。

 

転校歴の場合

回答例
私のアピールポイントは、新しい人間関係を築くのが得意ということです。
私は、父の仕事の関係で4度の転校を経験しました。初めての転校では「せっかく仲良くなった友人と別れるのは嫌だ」と父を恨む気持ちもありましたが、何度か経験しているうちに、新しい友人が増える嬉しさの方が大きくなっていました。そして、それぞれの地域によって違う生活習慣や方言を、短期間で覚えて適応する力を身に付けることできました。この経験は、御社入社後、全国各地を飛び回って商品を売り込むことに活かせると思っています

解説
①転校の回数の多さ、場所が広域にわたっていることを述べるとインパクト大
転校先が広域にわたっている場合は、「福岡県」や「青森県」、「岡山県」等、地名を挙げると広域であることが分かり、インパクトがあります。
住んだことのある地域の方言を片言でも披露すると面接官の印象にも残るでしょう。
海外の転校経験がある場合は、海外出張で活躍できることもアピールできます。

②転校した地域に志望企業の支店・店舗があるかチェック
応募企業の支店や店舗がある場合は、その地域の方言や生活習慣に詳しいことをアピールすれば、インパクトも強く効果的です。

 

大学編入の場合

回答例
私は短大に入学後、○○の科目を専門に学びたいと思うようになり、編入試験を受けました。短大単位の勉強と四年制大学への編入試験の勉強と2つを並行して勉強するは大変でしたが、「人の2倍勉強する」と決め、勉強しました。具体的には、それぞれの時間をしっかりと区切り1日5時間ずつ、合計10時間の勉強を毎日続けました。その成果で、大学編入試験合格という目標を達成できました
私は目標達成のための努力は惜しみません。御社に入社しても、目標達成できるよう努めたいと思います。

解説
①編入試験に合格するために猛勉強したことをアピール
「1日10時間」や「〇時~〇時の間」など、具体的な数字を挙げると印象深くなります。

②編入先の大学での勉強が、志望企業に役立つ場合はPR出来る
志望企業に関連した学科に編入したことをアピールすれば、意欲や熱意が伝わります。
また、その科目で高得点を取得している場合は、さらに評価が上がるでしょう。

 

転校歴や大学編入は、「途中で変わる」という点で、マイナスなイメージだと思われやすいですが、視点を変えてアピールすれば、強力な自己PRになります。
転校経験で培われた能力や知識、大学編入のためにした努力は、きっとあなたにとってプラスになっているはずです。

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