営業職とは
一言で「営業職」と言っても様々な形態があります。法人向け、個人向け、新規開拓、既存客中心、訪問型、電話型、その他企業によって異なる為、企業研究において徹底的に調べておく必要があります。共通しているのは、「数字によって仕事の出来が測られること」。よって、目的達成意欲の高さ、戦略的思考、自己管理が重要になります。ストレスを感じる可能性も高く、このストレス耐性の有無を重要視する企業も少なくありません。
困難な目標を達成した時に自己成長を実感できるというような、仕事の喜びも味わえる職種です。仕事上、様々な年齢、職種、役職、価値観の人たちと接する機会が豊富にあるので、視野が広がり自己成長を測りやすいのも特徴の一つです。
志望動機の作り方は「will+fit」
志望動機:基本パターン
「私は、○○○がやりたいのです」
「御社は□□□をやっていて、私がやりたいことができます」
「だから御社を志望します。」
このように、自分がやりたいこと、夢、ビジョンを考えて、「企業がやっている事、企業の特徴」を調べてそれらがfitする、だから「御社を志望するのです」と展開していきます。
したがって、志望動機を考えるには、まずそれ以前に「will」と熱く語れる夢、ビジョンを持っていることが前提となります。
志望動機に「根拠」と「努力」を盛り込むと◎!
営業職を志望する理由に「私は人と関わる仕事がしたいです。御社は様々な人と関わりが持てるので、私のやりたいことができます。だから御社を志望します。」と言っても熱意は伝わりません。
企業が志望動機を通じて知りたいのは熱意(学生のやる気度、本気度、真剣度)です。そして、企業がそれを見極める評価ポイントが学生のやりたいことに「根拠」があるかどうか、学生がやりたいことの為に既に「努力」しているかどうか、また「この業界を選ぶ理由」を明確に言えるように「業界研究」をしているかどうかです。
したがって、以下のように志望動機を膨らませて話すことが出来ればアピールに繋がります。
志望動機:上級パターン
■「私は~という理由で、○○がやりたいのです」
(※やりたいことに「根拠・理由」があることを印象付ける)
■「そのために、既に~といった努力もしています」
(※既に努力していることを盛り込む)
■「御社は他業種と比較して~という特徴のある□□をやっていて、私のやりたいことができます」
(※しっかりと業種研究出来ていることを印象付ける)
■「だから、御社を志望します」
それでは、回答例を見ていきましょう。
良い例
さらに、○○県のリーディングカンパニーの銀行に入社し、地元の企業を活性化したいと考えています。
具体的には、資金面での相談はもちろん、企業の能力分析から、売り上げを挙げる為の具体的な案件の紹介まで、トータルにお手伝いする「地元企業のサポーター」になりたいと思っています。
その為にも私も相当な努力が必要なのは十分承知しています。資格習得にも励み、既に中小企業診断士は取得し、現在は税理士資格の勉強に励んでいます。
また、サークルでは地域活性化プロジェクトのリーダーを務め、全国で地域活性化に成功した事例を多数集め、そのノウハウの事例集も作成しました。
これがそれです(鞄から出す)。やる気は人一倍あります。どうぞよろしくお願いします。」
この学生は、最初にこの業界を志望する根本的な「根拠」、つまり人生のビジョン・目標を端的に言っているのが良い点です。そして、ビジョンを実現する為に志望している事、さらに、「具体的にやりたいこと」を伝え、「既に努力している事」もアピールできています。全体的に面接官から評価される志望動機となっています。
志望動機を伝えた後に必ず突っ込まれる2つの質問を心得ておく!
まずは、「私のビジョン、夢、やりたいことは○○です」と答えるからにはその根拠、理由があるはずです。
質問1「なんで○○やりたいの?」
「根拠・理由」が説明できなければ(あるいは楽しそうだから、好きだから)といった薄っぺらい理由では、面接官は納得しません。
「○○したいんです」「夢は○○です」と語るなら、面接官は既に何かしらの準備や努力をしているだろうと考えます。
質問2「そのために、どんな努力をしてる?」
上記の2つの質問にきちんと答えられるように準備しておくのが鉄則です!
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