どの企業でも質問される事が多いです。回答に詰まってしまうようでは「自社でなくてもいいのでは?」という印象を与えてしまいます。
基本的にはプラスの印象を語ることが望まれますが、企業も自社をほめて欲しくてしている質問ではないので、甘い幻想ではなく、現実的な視点を持っておくことが大事です。お世辞にならないようにしっかりと自分の意見をまとめておきましょう。
会社の印象とともに入社後にどのように働きたいかも伝えられると、面接官の印象にも残るはずです。
面接官が知りたいこと
企業の文化や理念、社風をサイトや説明会レベルではなかなか見え難い、少し突っ込んだ部分まできちんと理解できているのかということ(=企業研究の深さ)を見極められています。
企業は、細かい部分を知ってほしいのではなく、大事な部分をくみ取って回答してほしいのです。
そのためには、可能な限りOB・OG訪問などで生の声を聴くことが大切です。一人の意見だけでは偏った意見になることが多いので、なるべく多くの方から話を聴き、一歩踏み込んだ企業の実態を見極め、入社後の展望を描きましょう。
自社で働くイメージを持っているということは簡単に辞めない人材という判断材料にもなります。
また、自分に適した環境の方が、能力を最大限に発揮でき、向いている仕事の方が長く働いてくれる可能性があるため、就活生自身と社風があっているのかを確認しています。
「自分が会社の戦力になれること」と「自分が会社に向いている・合っていること」をアピールしていきましょう。
◆印象をまとめる際の軸になる項目
・設立年度からの成長性
・サービスの展開
・サービスの独自性
・企業の安定性
インターネットで見た情報だけでなく、実際に目で見て体験した情報も重要になります。
「なぜそのように感じたのか?」という裏付けも含めて、自分自身の目線で話すと相手に伝わりやすいでしょう。
また、学生の中には、会社の悪い印象を述べ、改善点を述べる応募者がいるようですが、相手に不快感を与えてしまう可能性があります。当社の改善点を教えてくださいと問われたときに回答するようにしましょう。
それでは、実際の回答例をみてみましょう。
解説
単にほめるだけでは面接官には何の印象も残りません。逆に会社のことを本当に理解して受験しているのかが気になってしまいます。
企業研究を行った結果、見つけることができた印象を伝えてください。
回答も早く、機械的や事務的な回答ではなく、とても分かり易いもので非常に丁寧な内容でしたので、ユーザーのことをしっかりと考えている会社だと感じました。
また、OB訪問をさせていただいた時のお話や、その後ご紹介いただいた方などから、仕事をやらされているのではなく、自ら会社を作っているという意識を垣間見ることができ、社員の方一人一人が自ら考えて行動をしている会社だという印象を持ちました。
解説
実際に社員と話して感じたオリジナルな印象のアピールは評価につながります。
またOB訪問をしていること自体も評価に値します。
社員の行動や考えをしっかりと聞いているからこそ、話せる内容です。
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