多くの学生は、おそらく「時事関係」「圧迫質問」に相当な警戒心を抱いて面接に臨んでいるのではないでしょうか。何を聞かれるのか考えるだけで緊張してしまい、動揺しないようにと分かっていても緊張して上手くしゃべれなくなってしまう…こんな状況は避けたいですよね。まずは、どんなことを踏まえて答えるのがベストなのかポイントを見てみましょう。
「時事問題」
ケース①質問の意図を理解せずに答えてしまう
学生;「ペットの金魚が死んだことです」
ポイント①マクロな視点で物事を捉える
マクロな視点とは「広くあらゆる視点から物事を見る」という意味です。時事問題に関して、「最近気になるニュースはありますか」と質問されて、上記のように「ペットの犬が死んでしまった事です。」と答える学生は質問の意図を理解できていません。面接官が聞きたいのはあなたに起こったニュースではなく、マクロ(政治・経済・文化的)な視点からの回答です。
ケース②単なる趣味や感想で終わってしまう
学生;「○○球団の優勝のニュースです。久しぶりの地元球団の優勝で興奮しました」
ポイント②時事関係にはマクロな視点(政治・経済・文化的)からの自分なりの考査が必要
上記の回答は単なる趣味の話で終わっています。例えば、プロ野球球団の優勝による経済効果を、金銭的なアプローチから私見として付け加えるだけで評価は格段に上がります。そのニュースがマクロな視点から経済的にどのような影響を及ぼすのか、それについて考査し自分なりの意見を述べる事が鉄則です。
「圧迫面接」
ケース③冷静さを失う、投げやりな態度になる、弱気になる
学生;「…はぁ。そうなんですかね…。そう言われるとそうかもしれません。すみません」
ポイント③圧迫面接でも決して降参しない
面接官はあえてこのような聞き方をして、学生のストレス耐性、人間性、志望意欲の高さを測っています。そこで、投げやりになったり極端に反論したりするのは逆効果です。
まずは、相手の意見を受け入れる姿勢を見せ、それでも自分はこの会社に入って貢献する意欲があることをアピールしてください。
ケース④揺さぶり質問に続々敗退
学生;「頑張りが足りなかったと反省します」
面接官;「当社の売り上げを2倍にする方法は?」
学生;「すみません。今は思いつきません」
ポイント④圧迫面接はチャンスの時!難しい質問にも「笑顔」と「前向きな回答」で乗り切る
面接中盤になると、温和な雰囲気で面接が進んでいたのに突然このような質問をされる場合があります。
なんとなく優秀そうな学生にはどこか「欠点」がないか粗探しをしようとします。
ここでは、「返答に窮する学生がどう対応するか」が見られています。正解が言えなくても構いません。重要なのは「うろたえないこと」です。そして「その点においては不勉強で認識しておりません。○○に関しては詳しくありませんが、現在○○を研究しており~についての見解をお伝えできます。お話ししてもよろしいでしょうか」など機利かせたアピール方法が必要です。
分かりません、できません、の後のフォローが大事になります。
最後に
いかがだったでしょうか。時事問題を克服するためには日々の情報収取が欠かせません。面接でよくある失敗や感想を聞いてみると、多くの学生は「準備不足」を挙げます。現在は携帯で随時情報を発信してくれる専用アプリや便利なサイトもあるので上手く活用しましょう。
圧迫面接も考えられる質問を想定して準備しておくことが大切です。企業が圧迫面接を行うと答えた企業は約3割程ですが、「なぜそう思うのか」という深堀質問は多くの企業が行う手法です。臆せず、前向きな回答で乗り切って下さい。
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