面接では時事問題として「日本の景気はどうなると思いますか」と質問することがあります。2017年は、アメリカでトランプ氏の大統領就任や、少し前はフランスのEU離脱によっての日本への影響等、たくさんのエコノミストが日本の今後について見解を述べてきました。さて、学生の皆さんはこの質問にどのように答えますか。言い換えると、答える準備はできていますか。
こういった時事問題を質問には、必ず準備が必要になります。情報をピックアップして自分なりの見解が述べられるようにポイントを押さえて挑みましょう。
【質問の意図】
経済の状況にアンテナを張っているか知りたい
ビジネススキルに繋がるポテンシャルの有無を知りたい
学生にとって目まぐるしく変わる経済を網羅することは至難の業です。しかし、主要な問題について自ら学び、見解を持っておくことはビジネススキルにも繋がります。
面接の場では、こういったビジネスに必要な要素を持ち合わせているかを測ります。
【攻略のポイント】
日本の景気が上向きか下降するかは問題ではない
この質問で大事なのは、なぜそう考えるかと言う根拠を近年の出来事と共に伝えられるかどうかです。自分なりの見解を踏まえて伝えましょう。
近年のニュースをピックアップ(下調べ)しておく
景気について質問されると言う事は、経済に関しての知識が必要になります。日頃からどの位「経済」についてアンテナを張っているかが見られます。以下の情報源から常に情報を得られる仕組みを作っておきましょう。
経済についての情報源は以下のようなものをチェックしておいてください。
■就活ニュース 就職人気企業約400社の話題を集め配信するアプリです。
■東洋経済オンライン 四季報なども出している経済に関するニュース全般を取り扱う電子版です。
■日経テレコン 日経新聞のバックナンバーを検索できます。企業研究や業界研究にも役に立つサイトです。
その他にも、「GoogleAlert」を使うと効率的に業界のニュースを収集することが出来ます。気にワードをあらかじめ設定しておくと、それに関連したニュースが出たときに届けてくれるサービスです。
それでは、回答例を見ていきましょう。
(評価するポイント)
現状の正しい理解と、そこからその先どうなるかと言う「仮説」の根拠が述べられています。また、そこに数字や客観的な情報を取り入れることで説得力が増します。
最後に
いかがだったでしょうか。難しい時事問題の質問は、「準備」が大切だと言う事がお分かりいただけたでしょうか。面接では、多くの準備が必要になります。企業研究や自己分析と共に、この時事問題に関する情報収集も重要なポイントです。常に情報を得られる仕組み作りとそこから考えをアウトプットできる「習慣化」を心掛けましょう。
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