面接では、「最近のニュースについて腹の立ったことについて教えてください」という質問をされることがあります。この「最近のニュースについて~」は時事関係の質問であり、事前の情報収集と自身の見解が必要になります。答える際に、面接官の意図を意識しながら攻略のポイントを踏まえて準備していきましょう。
【質問の意図】
政治・経済・文化に関しての興味関心を測る
学生が日頃、どのような視点でニュースを捉え、考えるのかを見ます。腹の立つニュースと言う事は、ニュースの政治、経済、文化的な要素の中から、興味を持ち自分の意見と比べてどうなのかと言う点で考えられると言う事です。日頃からアンテナを張り、興味関心を持つ事は、今後のビジネスセンスにも大きく左右される要素の一つだからです。
自分なりの意見を伝えられるか
自分なりの見解を持って相手に伝えられるかどうかは、ビジネスセンスの有無にも繋がります。面接官は、ニュースの捉え方から考え方、伝え方を見てビジネスで必要な「伝える力」があるかどうかを確かめようとしています。
【攻略のポイント】
単なる批判で終わらない
自分なりの意見を求められる質問ですが、単なる批判になってしまってはせっかくの自己アピールの機会を失ってしまいます。例えば「中国人の観光客が増えたせいで、公共交通機関でのマナーが非常に悪くなっているというニュースに腹が立ちました。ここは日本なのできちんとルールは守って欲しいです。」これでは単なる不満(文句)で終わってしまいます。そこからどういう改善策が考えられるのか自分なりの改善方法を意見しましょう。
ここ最近で起こった経済のニュースをピックアップしておく
自分の私見を語るには、その出来事に対しての正確な知識が必要です。なんとなくの知識ではなく、その意味や問題点を事前に調べ、考えをまとめておく作業が必要です。日頃から手帳に書き留め、意見をまとめる習慣を付けておくと突然の質問にも対応しやすくなります。
志望企業の業界に関わるニュースであればより高評化
ピックアップするネタについては、それぞれの業界で精通するものを上げる事をお勧めします。その業界の時事問題を取り上げる事で、その企業の志望度の高さをアピールすることにもつながります。
情報源を確保する、習慣化する
新聞で情報を得るというのが一般的ですが、今は隙間時間にすぐに情報が得られる便利な方法がたくさんあります。
ニュースの中でも経済に特化したものです。携帯アプリで随時チェックすることが可能です。■就活ニュース
就職人気企業約400社の話題を集め配信するアプリです。■東洋経済オンライン
四季報なども出している経済に関するニュース全般を取り扱う電子版です。
■日経テレコン
日経新聞のバックナンバーを検索できます。企業研究や業界研究にも役に立つサイトです。
その他にも、「GoogleAlert」を使うと効率的に業界のニュースを収集することが出来ます。気にワードをあらかじめ設定しておくと、それに関連したニュースが出たときに届けてくれるサービスです。
それでは、回答例を見ていきましょう。
(評価のポイント)
何に腹を立て、そこから何を感じ、さらに自分がどのように心掛けているのかが明確になっています。次の質問で「そこから何を学びましたか」と質問されることも想定して話を組み立てるようにしましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。憤ったことに対し、「何を感じ、どう考えたのか」が重要なポイントです。準備していなければ、スムーズに答える事が難しい質問でもある為、日頃時事問題に関してアンテナを張るよう心がけておきましょう。
最短最速で採用・内定が決まるおすすめの方法とは
最短最速で採用・内定が決まるおすすめの方法についてまとめました。
全就活生、必読の内容です。
記事はコチラから
面接でよく聞かれる質問の模範回答例文集を用意しました
LINE公式アカウント友だち限定で
「面接でよく聞かれる質問の模範回答10選」
プレゼント!