面接での質問に「ここに来るまでに何か印象に残ったことはありますか」と聞かれることがあります。予測できない質問に言葉を詰まらせる学生も多い質問です。面接の場では、このように学生に準備できない質問をして状況対応力を試すことがあります。面接官の意図と攻略ポイントを踏まえたうえで、どのように答えるのが適切なのか見ていきましょう。
【質問の意図】
・予測できない状況での対応力を見ている
面接官は、就活の面接の質問はある程度学生は準備が出来ていると分かっています。用意されたもの以外にも、突発的な質問の中からどのように対応できるかを見ています。
自分の言葉で話せるかどうか、伝える力も見られています。
・アンテナを張っているかを見ている
小さなことでも、感じる事や、話に出来るネタにできるかどうかは社会に出ても人との関わり方や仕事への取組み方にも反映されてきます。何も感じない学生より、「これはどういうことだろう」と物事に興味を持って生活しているかどうか、アンテナを張っているかどうかでその人のポテンシャルを見ようとしています。
【攻略のポイント】
・「クエッション(?)」を探す
例えば、同じスーツを着ているビジネスマンとリクルート中の学生は一目でわかります。同じ格好をしているはずなのになぜだろう。そんな些細なことでも結構です。そこから自分がどう考えるのかを伝える事が重要です。
・感心したことを探す
日常生活の中で「すごいな」「なるほどな」と思うことはないでしょうか。例えば、「ランチに入った店内で、違う種類の新聞が4誌も揃えてあった。若者向けのカフェに思えたのでそのギャップに驚いた。オーナーの「新聞を読んでほしい」という若者への思いが感じられるカフェで好感が持てた。就活中の自分にとってもとても印象深いお店だった。」というように、些細なことから推測して考えをまとめてみましょう。
・今日の事で思い浮かばなければ、昨日までの出来事の中から事柄を探す
印象に残ったことを伝えるとはいえ、どうしても難しい場合があります。そんな時は、機転を利かせて、今日の事に出来る事柄を思い出しましょう。
朝ごはんの時、電車に乗った時のことなどを思い出してみましょう。特にありませんという回答だけは避けるようにしましょう。
それでは、回答例を見ていきましょう。
(評価のポイント)
誰でも遭遇する場面で、自分がどのように感じたのかが伝わります。また、これから社会に出るに辺り、意識を高めようとしている姿勢が評価に繋がります。
最後に
いかがだったでしょうか。面接では時事関係や圧迫面接などで学生に揺さぶりをかけてくることが多々あります。そんな時は、諦めずに素直な気持ちで答えるように心掛けましょう。
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