就活面接で「自分を一言で表現してください」と質問された時の対策回答例文

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面接の場で、いきなりこのような質問をされると、戸惑ってしまう人もいるでしょう。
しかし、自分をアピールするうえで、インパクトのある一言で回答できると、面接官の印象に残りやすので、考えておくようにしてください。
ポイントは抽象的ではなく、具体的なこと、あるいは印象的なキャッチフレーズを考え、理由を説明するときに「自己PR」や「志望理由」を自然に盛り込んでアピールすることです。

 

質問の意図
この質問は、自己分析ができていないと答えられません。
面接官はこの質問で、自己分析ができているかと簡潔に結論から伝えられるを判断しています。
また、応答の正確さ、柔軟な発想とセンス等の判断材料にもなるので、意識しておきましょう。

 

自分のキャッチコピーを考える

・自己分析から長所を見つける
自分を知ることが大切なので、自分が記憶に残っている出来事を書き出してみることだけでなく、身近な人に自分との思い出や印象に残っていることを聞くことで、自分では気づかない部分も知っておきましょう。そして、長所はビジネスに役立つ能力で考えてください。 

・長所を的確に表現する言葉を探す
協調性や行動力というような抽象的な表現ではなく、具体的な表現にしましょう。

 

・インパクトを付ける
印象に残りやすくするには、相手を引き付けるようなインパクトが必要です。
反対言葉を組み合わせたり、長所を短い言葉で簡潔に表現できるようにしましょう。
また、比喩表現は分かりやすく物事を伝えるのに、非常に効果的なやり方なので、活用してみましょう。

インパクトのあるキャッチコピーだと、理由にも興味がわきます。理由を答えるためのエピソードもしっかり用意しておいてください。長所を発揮したエピソードだとさらに効果的です。

 

それでは実際の回答例をみてみましょう。

悪い例
はい、私を一言で表現すると協調性があるので、コミュニケーション能力が高いということだと思います。
いろんな人と話すようにしているので、知り合いが多いです。

解説
コミュニケーション能力が高いとアピールしている割には、一言が長く、説明が抽象的です
これでは評価は上がりません。もう少し簡潔に、かつ、分かりやすいエピソードを添えて説明してください。

 

良い例
はい、私を一言で表現すると人間名刺ブックです。
私は、人の顔と名前を覚えるのが得意なので、一度あった人の顔は忘れません。
ゼミやサークルのメンバーはもちろん、アルバイト先の常連のお客様まで覚えているので、友人からは顔が広いと言われます。
御社でも、取引先の方をいち早く覚えて、スムーズなコミュニケーションに努めたいと思います

解説
ビジネスに役立つ能力であることがアピールできています。
仕事への意気込みも盛り込まれているので、高評価につながるでしょう。

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