金融や流通などの店舗を持つ企業が質問することが多い内容です。
志望度が高ければ、事前チェックが大前提!店舗見学をすることで、求人情報からは読み解けない様々なことが見えてくるはずです。
店舗見学は一店舗だけでなく、複数店舗を見て回ってみてください。近隣にフラッグシップショップがある場合は、必ずチェックしておきましょう。
訪問した店舗が多ければ多いほど、共通点が分かりやすくなるため、具体的に答えやすくなります。
質問の意図
面接官は、この質問で志望する企業への興味・志望度を見ています。また、店舗のどこに注目して、どんな印象を受けたかなど、応募者の着眼点や考え方を見ている場合もあります。
店舗訪問をしていない応募者より、した応募者の方が、より強い就業意欲を感じるのは当然です。できる限り、事前にお店に足を運ぶようにしましょう。
どうしてもいけない場合は「なぜお店に行けないのか、いつ行こうと思っているのか」を言えるようにしておきましょう。
金銭的な理由でいけないというと、「投資するに値しないレベルの志望度」ということだと、企業に思われてしまうでしょう。
見学の際にチェックするポイントを決め、確認するようにしましょう。
◆チェックするポイント
①気になった商品
「気になった商品はありましたか?」という質問をされる事がありますので、気になった商品名と気に入った部分はどこかをメモしておきましょう。
②接客方法
接客の仕方でよかった点はどこなのか?なぜそう感じたのか?意識してみておきましょう。
③改善点
どうしたらもっと良くなるのか?という前向きな改善点も積極的に考えてみましょう。
④競合店のチェック
「競合はどこだと思いますか?」という質問をされる事もあります。ショッピングモール等で同フロアにある店舗、似たようなテイストや価格帯の近隣店舗は競合店の可能性が高いので、確認しておきましょう。
見学した時の様子をだらだらと話すのは好ましくありません。チェックしたポイントを簡潔にまとめて話せるようにしておきましょう。
それでは実際の回答例をみてみましょう。
面接官「実際に店舗をご覧になったことはありますか。」
学生A「いや…あのーないんですがネットで確認しました。」
解説
ネットで調べるだけでは意欲は伝わりません。特に、店舗を持っていて実際に目で確認できる企業であれば行くことで入社意欲をさらにアピールできます。確かに今はネットや口コミで様子は確認できますが、実際に自分の目や肌で感じたこと、目の当たりにしたエピーソードを付け加えることで説得力が増します。
解説
複数訪問することは意欲の高さにつながります。何に興味を持って訪問していたのか、どんなことに関心があったのかが伝わりやすい回答です。学生が接客スキルをどのようにして身に着けているのか、そのスキルは本当に高いのかどうかに興味があることが分かります。きちんと「企業研究」して臨んでいることが分かります。
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