就活面接で「あなたの挫折経験を教えてください」と質問された時の対策回答例文

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新卒の面接には「あなたの挫折経験を教えてください」または「逆境、挫折を乗り越えた経験を教えてください」という質問をされることがあります。

面接官はこの質問であなたの何を知りたいのでしょうか。また、どんなエピーソードや話し方であれば面接官の意図に沿う答えが出来るのでしょうか。

 

■質問の意図

・挫折経験で何を学んだのか

・逆境を克服する際の「思考」と「行動パターン」を確認する

面接官が知りたいのは、「逆境の場面で、冷静な行動、適切な行動がとれるかどうか」「地頭は良いか」「対応力があるか」を見ています。場当たり的な行動でないことをとる学生は評価されません。評価される学生は「状況を把握し、何をすべきか戦略を考え、複数の選択技から適切な行動をとれる」という事です。

 

■攻略のポイント

「状況を把握し、何をすべきか戦略を考え、複数の選択技から適切な行動をとれる」この流れでアピールすること。

・そもそも選んだエピソードが評価に繋がるほどの逆境かどうか。幼稚なものであれば逆効果です。より大きな問題を克服した経験を伝える事が大事です。

それでは、例を見ていきましょう。

 

「悪い例」
「はい、私は学生時代のアルバイト経験で挫折したことがあります。
飲食店のホールを担当していた際、よくお皿を割るという失敗をしてしまい店長とお客様から叱られ辛い経験をしました。
その時、私は辞めようと思いました。しかし、まだ勤めて間もないしこれをバネに頑張ろうと決意しました。
その結果、今ではお皿を割らないように細心の注意をしています。」

(良くないポイント)

まず、評価できるレベルの経験談ではありません。辞めようと思った事は事実であっても、このくらいのレベルであれば誰もが経験することです。エピソードを選ぶ際は「より大きな問題を克服した経験」を伝える事が大事です。

 

「良い例」
「はい、私はレクレーション企画サークルで挫折経験があります。
私は、所属していたサークルで副部長を任されていました。
今までにない規模のイベントを開きたいという思いから通常50人程度のイベントから300人規模の大会の開催を企画しました。
しかし、大会にはこれまでの5倍の運営費がかかり、お金と人を集めるためにスポンサーを募りましたが、目標の数の企業の参加を得られず、結果200名でのイベントになりました。
私はより大きな企画を運営するに当たり自分の思いを優先するあまり、企業側のメリットや問題点を正確に把握できていないのが要因だったと思っています。
また、参加者側にも参加企業の魅力的な食材や商品を事前にアピールする手法を徹底するべきだと感じました。
この経験から、次回の開催に向け力を入れていることがあります。
新たなジャンルのスポンサーを募り、景品等を豪華にかつ魅力的なものを提案し、会場入り口に設置することで、参加者の意欲や今までにないワクワク感を創造すること。
そして、企画書を各企業ごとに作り込み、なぜ御社なのか、後にどのようなメリットをもたらすかに注力し提案すること。
最後に、飲食店とのコラボで地域のお店に会場出店してもらい、お店のウリを販売してもらうことでお店の認知拡大と参加者の楽しみを広げるイベントにすることです。
私はこの活動を通して、新たなことにチャレンジする上で戦略的に物事を成し遂げる難しさ、そして相手の立場に立った提案であることの大切さを学びました。

(評価のポイント)

自身を客観的に見て、何が問題で、どう解決すべきだったのか、何を学んだのかが述べられています。また、継続的に問題を解決する為に行動していることも評価に繋がります。

思考パターンとして、目標達成するための向上心や戦略的思考、問題解決力なども企業にとっては欲しいと思える資質であり評価に繋がります。

 

最後に

いかがだったでしょうか。企業が評価するエピソードの中には、「挫折を乗り越えた経験、逆境を克服した経験」は大変評価される物の一つです。アルバイトやゼミ、今までの部活動の中でその経験をピックアップしてみて下さい。企業によって求められる資質や能力は異なる為、志望企業にフィットするエピソードを選んで伝える事が出来るように準備しておきましょう。



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