新卒の面接の際に、この「仕事とはなんですか」という質問が出る事があります。まだ就職していない学生にとっては、どう答えていいのか迷ってしまうかもしれません。
面接官の意図と、押さえるポイントを踏まえて事前に準備しておきましょう。
「仕事観」を聞く面接官の意図
①価値観(学生の職業観、人生観を確認)
「就職とは?」「仕事とは?」「理想の人生とは?」など、日頃からどれだけ深く考えているかが見られます。
②その価値観が会社と一致しているか
企業によって、社風や求めるスキル、資質、人物像は異なります。面接官は同じ匂いのする学生に魅かれます。企業研究で、どんな人物が活躍しているかしっかり調べておく必要があります。
攻略のポイント
仕事に対する意識や責任の持ち方について「どんな責任を持って取り組むのか」を面接官にアピールします。
私は企業インターンで営業を経験しその面白さに魅かれました。
これから本格的に自分の営業力、ビジネススキルを身に付け、ビジネスの総合力で自分がどれだけのことができるのか勝負したいのです。
自分の成長が会社絵の貢献、ひいては中小企業の活性化が社会への貢献へ繋がると信じています。
(評価ポイント)
仕事を任せたときにどのような働き方をするのかがイメージしやすい。志の高さが伝わり、すでにインターンでの成功体験があるから説得力があります。最後は、自己成長が社会献に繋がる独自の考えがはっきりと述べられている点で評価されます。
お給料を頂かなければ、生活が出来ません。
その為に、働く必要があると考えます。
しかし、働くとなれば一生懸命全力でやりたいです。
やりたいことを全力でというのが私の仕事に対する意義です。
(良くないポイント)
正直に答えれば良いというものではありません。生活のため、生きていくため、お金の為というのは誰もが考える事です。しかし、面接の場では自分を売り込むことが前提です。どのように働きたいのかをイメージさせながら伝えることを意識しましょう。
どう答えるか、ネタとエピソードの選定
上記でもお伝えした通り、社風や求める人物像が近い学生ほど内定への道のりは近くなります。
例えば、
・ベンチャー企業志望→旺盛な好奇心や新たな構想を打ち出す力、チーム力をアピールした経験
・営業職志望→困難が多くても、成果達成まで絶対に諦めない、質、量ともに十分な情報量から判断した経験
企業研究のもと、必要な能力をアピールできるエピソードを選定しましょう。
その他にも企業に評価の高いエピソードは以下のようなものがあります。
評価されるエピソード
①身に付けた知識や経験から、実践し成果を出したこと
②自分のウリが一つでなく複数ある事
③従来のやり方を変革し、結果を出す
④オリジナルのノウハウや成功手法を持っている
⑤常に向上心を持っている
⑥環境の変化とともに自身の考え方や行動も変えることができる
⑦チームを統率し結果を出す
⑧PDCAを繰り返し努力できる
⑨比較検討しながら様々なアイデアを生み出す
⑩逆境を乗り越え成功した
最後に
いかがだったでしょうか。「あなたにとって仕事とはなんですか」という質問はあなたの価値観を確認されていると言う事が分かったかと思います。社会貢献や、社会との関わり、自己成長のため等他の学生と同じような回答になってしまうかもしれません。しかし、重要なのはそれを立証する「なぜなら、●●という経験からです。」というエピソードがポイントになります。企業研究を入念に行い、企業が魅かれるアピールが出来るように準備しておきましょう。
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