面接の質問では「あなたの趣味は何ですか?」「あなたの特技は何ですか」などの質問をされることが多々あります。趣味について聞かれると、前のめりに発言できる学生と、大した趣味ではないからと伝え方に頭を悩ます学生に分かれるのではないでしょうか。「趣味」に対して、かっこいい物を上げる必要はありません。面接での質問の意図を理解し、適切な答えで自己アピールできる様ポイントを押さえて挑みましょう。
質問の意図
学生の価値観を知りたい
就活の面接に限らず、どんな場面でも「趣味」を聞くことでその人の価値観を知ることができます。何に価値を見出している人物なのかを知ることで、エントリシートーや今までの質問の自己PR 以外からの学生の「良さ」を知ろうとしています。
好きなことに対する取り組み方を知りたい
何かに熱中するとき、すさまじいパワーを発揮する人もいます。仕事に対しても、そんなパワーを秘めた人物であるかは企業にとってとても重要な要素です。また、コツコツと続けるタイプなのか、周りが見えなくなるほど熱中するタイプなのか、このような視点からも仕事への取組み方をイメージさせます。
攻略のポイント
イキイキと発言できるような本当の趣味を選ぶ
面接官の評価を気にして、本当は映画観賞が趣味だけどインパクトがないからもっとすごい趣味を…。等はNGです。趣味が何かより、どのように取り組んでどれだけ熱中しているかが伝わることが大切です。面接官は熱く語る学生の目を見て感じ取れます。すぐに見破られますから本当に打ち込んでいる事を伝えるようにしましょう。
何故その趣味なのか、理由やきっかけを語る
単に「私の趣味はピアノです。小学校の頃から続けています。」と語るより、「ショパンの●●と言う曲を聴いて感動しました。それ以来、ショパンの魅力にはまりいつか●●の曲を演奏したいと思い始めました。」と語る方がより人柄が伝わります。
数字を使ってその熱中度を伝える
これは趣味によって不可能な場合もありますが、面接の際、「数字」を使って伝えるとより相手に伝わりやすいです。例えば読書が趣味の場合、「1週間で最低2冊は読みます」、また野球が趣味の場合「週に1回、5時間練習をします」など数値化することでより具体的な熱中度を表すことが出来ます。
それでは、例を見ていきましょう。
映画はいろいろな感情を持つことが出来ます。
最近は○○という映画を見て、これからの人生をいろいろと考えさせられました。
主人公の「●●」という言葉にはとても深い意味があり、自分の座右の銘になりました。
(あらすじを話す)
この映画を見て、多くの事を感じこれからもいい映画に巡り合って自分の気付きを大切にしていきたいです。
(評価できないポイント)
趣味の内容だけではアピールになりません。面接の回答で「いろいろ」という言葉は避けた方が良いです。全てが抽象的な答えになっていて、学生の価値観や人柄を伝えるのには不十分です。どんな趣味かではなく、その趣味と関わり方を伝えるように心掛けましょう。
特に中国、韓国の歴史映画を見ます。
本でも内容を把握していることが多いのですが、映画はその国の言語で迫力ある映像で楽しむことができます。
大学になってからは、毎回新しい映画を見るとブログに内容と感想を書き、そのブログを更新することも一つの趣味となっています。
そこでも同じ映画を見た人からの反応が自分と異なることで、もう一度その視点で見てみようと、同じ映画を何度も見る事もあります。
(評価できる点)
映画に対してどんな関わり方をしているのかが具体的です。趣味から学びにつなげるのは必須ではないですが、見た映画の感想を残して様々な意見を吸収しようとする姿勢は自己アピールとして評価できます。
最後に
いかがだったでしょうか。あなたはどんなふうに趣味と関わっていますか。自分自身の人間形成に少しでもプラスに働く要因があるとすれば、自己アピールに繋がるはずです。せっかく好きなことを話す機会ですから、目を輝かせられるような趣味とその魅力を語り、面接官にアピールしましょう。
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