就活の面接で、「あなたは人からどのように見られていると思いますか」「周りからどのような人だと言われますか」という質問をされることがあります。
ほとんどの学生が、今まで「●●さんって、●●よね」と言われたことがあるかと思います。しかし、この質問には就活ならではの質問の意図があります。正直に答える事が合格へのポイントではありません。質問の意図を理解し、面接官があなたのどの資質や能力を知りたいのかを把握して答えるようにしましょう。
質問の意図
①学生の「人柄」を探ろうとしている
自分が考える自分の性格より、他人から見えている性格の方が本質をとらえていることが多いのが事実です。そこで面接官は学生の「素」の部分を探ろうとしています。
②客観的な視点を持っているか
上での述べたとおり、人から見た自分の姿の方が本質に近い為、その客観的な自分を理解し伝えられるかがポイントになります。
攻略のポイント
・正直に答えるのはNG。確実に面接官の評価に繋がるものである事。
・エントリーシートやこれまでの面接の中で伝えきれていなかった意外なセールスポイント、人間的な幅の広さをここぞとばかりにアピールする。
・どう見られているか、どう思われているかに対して、自分がそれを受け入れ長所に結び付けること
・選ぶエピソードはプラスの印象を与えるもの
それでは例を見ていきましょう。
はい、私は人からよくせっかちだと言われます。友人と話していても、結論を先に言ってほしくて話をせかしたりしてしまうこともあります。何事も効率的に時間を使いたいという気持ちが強いため、このような状況を作ってしまうのだと思っています。
(評価できないポイント)
マイナスの印象を与えてしまうワードは評価に繋がりません。他人からの評価を交えているのは良いのですが、自己PRの場であることを忘れずに。プラスの印象を与えるエピソードを選びましょう。
「はい、私は見た目はなでしこ、中身はクノイチと言われます。
一見古風で大人しいように見えるようですが、実際は、泥臭いことでもやり遂げる姿に周りの人は驚くようです。
サークルの企画でイベント会場を設営するに当たり、徹夜で作業が続き寝るところも屋外で、重たい機材を率先して運びました。
寝るところは正直問題でもなく、寝袋があればとこでも寝る事が出来ます。
中学からバスケット部で体力にも自信があり、女性でも重たい荷物を運ぶことに抵抗もありません。
(評価のポイント)
女性らしさの中に、体力をアピールすることで力強さや芯の強さをイメージさせるエピソードであることが評価に繋がります。冒頭の表現も、面接官に「なるほど」と思わせるユニークな表現で伝わりやすいのもポイントです。
最後に
いかがだったでしょか。面接ではエントリーシートや自己PRしてくださいという質問以外にも、このような質問で自分をアピールする場面が多々あります。通常の自己PR以外にアピールできる事を、プラスの印象を与える具体的なエピソードと共に複数用意しておく必要があります。自己分析の際は、最低でも5つはアピールポイントが答えられるように準備しておきましょう。複数の長所を散りばめる中に、必ず企業が求める資質や能力が含まれている事が合格のポイントになります。
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