- Home
- 業界・企業・仕事に関すること
- 就活面接で「当社の新商品をどう思いますか?」と質問された時の対策回答例文
就活面接で「当社の新商品をどう思いますか?」と質問された時の対策回答例文
メーカーを志望する学生にとっては、企業の新商品は欠かさずチェックしておかなければなりません。このように面接では、企業の商品について具体的に質問されるケースがあります。「情報を集めているか」「他社と比較して分析できているか」など、企業に対する関心の深さ、理解の深さなどが見られています。また、新商品について聞かれた場合、たいてい次に質問されるのが「どうやったら売れると思う?」という質問です。回答の際は、より具体的に、かつ根拠も語れるように準備しておきましょう。
質問の意図
・企業に対する理解度、志望意欲の高さを見ている
・分析力、論理的思考力のレベルを測っている
攻略のポイント
・自分なりの視点から、「自分ならもっとこうする」という意見を「根拠」をもって伝えられる事
・他社との製品の違い(長所、短所)を把握しておく
・伝える際はだらだらと話すのではなく、論理的に伝えるように意識する
・「戦略的思考力(問題を俯瞰し何をどうすべきかと論理的に解決策を考え実践する力)」をアピールすると効果的
新商品に対して、「○○の部分は非常に良くできていて、素材は○○で、~」など、単に製品の表情について褒めるだけでは質問の意図を理解した回答にはなりません。重要なのは、「自分だったらもっとこうする」という「根拠」のある「提案」をすることです。面接官にとって学生からの意見は興味を持って聞いてくれるはずです。その回答の精度を上げる為には、商品を他社と比較した際の短所、改善点を見つける必要があります。また、情報収集力をアピールし、そのアイデアが思い付きや思い込みでなく、広く深く情報を得て思考したものであることがアピールできれば評価に繋がります。
それでは、回答例を見ていきましょう。
新商品の○○シリーズは、正直今までの御社の安価で使い易い安さにこだわったイメージから一新して、高級でリゾート感をイメージさせる商品になっていると思います。他社でもこういったハイブランドとして一部を高価格シリーズとして売り出すことは○○でも行っているかと思います。その中でも御社の○○シリーズでの強みは、商品がいち早くトレンドにマッチしたものを取り揃えている点、そして価格帯もハイブランドとしてはインテリア業界の中では比較的手に入りやすい価格帯であることだと思います。しかし、私が実際に店舗に行って残念だなと感じた事が一つありました。それは、他の通常の家具はトータルコーディネートスペースが設けられているのに対し、○○シリーズは陳列だけでした。御社の強みである、高品質な家具を安価でトータルで楽しめるという事をもっとアピールする為にも、これらのシリーズを各スペースに溶け込ませ、少しだけ雰囲気をグレードアップ出来るという手法も伝えて欲しいと感じました。ファッション同様、ひとつ高価なものを取り入れるだけで気分や雰囲気も変わる、そんな気分を是非来店されたお客様に味わっていただきたいです。
評価のポイント
新商品について実際に店舗に足を運んで確認し、そこから自分だったらこうするという意見を伝える事が出来ている。他社との違いにも言及しどの点で有利なのか、どう活かせば良くなるのかを伝えられている点が評価できる。
最後に
いかがだったでしょうか。新商品についてはそこから自分の「提案」を伝えるという事がアピールに繋がると言う事がお分かりいただけたでしょうか。ここでもやはり、「根拠」が重要になります。思い付きだけでは説得力に欠けてしまいます。様々な視点や知識、比較対象などを持ち寄り、総合的に結論を出せる力はビジネスでも重要です。そのような資質を持ち合わせていることがアピールできるように、企業研究は広く、深く行う事が必要になります。
最短最速で採用・内定が決まるおすすめの方法とは
最短最速で採用・内定が決まるおすすめの方法についてまとめました。
全就活生、必読の内容です。
記事はコチラから
面接でよく聞かれる質問の模範回答例文集を用意しました
LINE公式アカウント友だち限定で
「面接でよく聞かれる質問の模範回答10選」
プレゼント!