「あなたの短所は何ですか?」と言う質問で面接官が知りたいのは「自分自身をどれだけわかっているか」という事です。
自分の短所を洗い出す際に、常識的に間違っている事を答えてしまってはダメ人間を披露してしまうだけです。
また、面接官はその短所に対して「課題意識をもって行動しているか」を見ています。
入社後に起こりうる困難なことに対してどのような姿勢で取り組むのかに繋がってきます。
短所を述べる場合に注意しておきたいポイントは3つです。
1.短所を選ぶ際、その相反する長所も押さえておく。
2・改善策は具体例を挙げて説明できるようにしておく。
3・致命的な短所は選ばない。
以下の回答で、あなたが考えた短所が面接官にマイナスイメージを持たれないかどうかもう一度チェックしておいてください。
それでは、実際の短所の回答例をご紹介します。
「はい、私は時間を守る事が苦手です。友人との約束に遅刻してしまうことが多々あります。
しかし、友人からそれに対して悪く言われたことはありません。
その後、遅れた理由を説明してその後のフォローをして、信頼関係を築けています。
これからも、何らかのトラブルの際にはしっかり説明をして信頼してもらえるように努めていきたいです。
(悪いポイント 短所が社会人としては致命的。常識はずれな人間としてしか評価されません。)
子供のころから石橋を叩いて渡るタイプだと言われており、先の事を考えリスクを先に想定してしまうからだと思っています。ただ、考えるだけで行動に移さないわけではなく、段取りが8割程出来た時点で行動に移すようにしています。(評価ポイント 行動出来ないわけでなく、リスクヘッジが出来き長所にもつながる短所の例です。短所においても長所においても、表裏一体の考え方で短所を考えてみるといいですね)
物を捨てられないのが原因だと思っています。これを克服する為に、母がアパートに来る際は必ず掃除を手伝ってもらうようにお願いしています。(悪いポイント 整理整頓できないことを短所に上げるなら改善する為に行ったことが重要です。「お母さんに手伝ってもらって一日で綺麗になりました。」これでは到底好感は持たれません。たとえば、「プリントやレジュメは色分けしたファイルに収納するようにした。」「出したものは元の場所に戻すように習慣化した。」など、努力の上で改善されたことをあげましょう。
この事を克服する為に2つの事に取り組んでいます。一つ目は、作業するスケジュールを摺合せし予定通りに進むように計画する事です。二つ目は、スケジュールは余裕を持って計画し、焦って精度が落ちたり万が一の時にもカバーできるように努めています。このように短所をカバーできるように努めています。(評価ポイント 具体例がしっかりしていて、短所に対する改善が想像できる。このように面接官がイメージしやすい具体例が備わっている点が評価できる。)
「短所」に関する質問に関しては、念頭に置いておくのは「短所は長所にもなる」ということです。
例えば「優柔不断」は「慎重に物事を進められる」、「おせっかい」は「面倒見がよく、人の気持ちを大事にする」など短所から考えられる長所に言い換えてみましょう。
短所から考えられる長所も考慮し、長所につながる克服ポイントを入れることで、短所から自分をアピールすることができます。また、自分の短所がどのくらい克服できているのかポジティブな回答で終われるように心がけましょう。
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