この質問がされた場合は、転居が伴う可能性が高いと考えた方が良いでしょう。
大企業は商圏が広いので、転勤や単身赴任が多く、中小企業でも会社や事業内容、仕事内容によってはあり得ます。
また、どこで仕事をしていても変わらないような仕事でないと転勤のない就職というのは難しいため、大卒総合職に転勤はつきものです。
企業というのは個人の希望をすべて叶えつつ運営するところではないので、組織や経営上の理由で、時には不遇と思われるような役割があてられることもあります。
しかし、転勤や異動には経験を積ませるための明確な意図があるということを念頭に置いておきましょう。
質問の意図
転勤が多いことが転職理由になることがあり、新天地での活躍を期待していた社員に辞められてしまっては、会社としては大きな損失になります。
全国転勤ありの条件で入社しても、異動が原因でやめる社員もいます。そのため、面接の段階から確認する企業が増えてきています。
この質問は、環境適応能力があるかどうかの確認です。
新しい環境に対して、適応力のある人の方が、仕事の成果も上がる可能性が高いと判断されるため、具体的な例を出して回答できるようにしましょう。
ポイント
「可能である」というスタンスで確認すると、仕事に対して積極性を示せます。
企業の拠点展開を踏まえて確認しておきましょう。
勤務地が変われば会社が変わったように環境が変わり、仕事のやり方や営業交渉の進め方も全く違う場合が多いので、新しいことにチャレンジしたいということや環境適応力があるということをアピールしてください。
また、勤務地の希望がある場合は、必ず伝えておきましょう。
しかし、強い希望を持っている社員は、いざ働き始めた時とのギャップが激しく、退職理由にもつながると判断されるため、伝え方には注意しましょう。
それでは実際の回答例をみてみましょう。
面接官「なぜ大丈夫だと言えますか。」
学生「なんとなくですが、大丈夫だと思うからです。」
解説
丈夫…では安心できません。実際いろいろな地域に行った経験がなければ、こう答えざるを得ませんが、これでは企業が「本当に大丈夫かな?」と不安になります。
もう少し環境適応力があることをアピールして安心させてください。
面接官「なぜ大丈夫だと言えますか。」
学生「新しい土地で、新たな人間関係の輪を広げるチャンスだと思うからです。人間関係が広がると、趣味や行動範囲も広くなり、新たな価値観や楽しみを見つけられるとわくわくします。このように考えるタイプの人間ですので大丈夫かと思います。」
解説
新しい環境になったとき、どんな意識を持つのかをアピールするのは効果的です。
転勤経験がなくてもこのような例を出すことで、面接官には判断材料になります。参考にしてください。
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