面接では志望動機とは違った角度から質問されることがあります。
その中の一つが、「あなたの企業選びの基準は何ですか」
この質問を通じて企業は、明確な「仕事選びの基準」、自分なりに考えた「仕事の軸」があるかどうかを確認しています。
仕事という意識を持ってアピールして下さい。
笑顔あふれる企業であること、お客様第一を企業理念に掲げていることです。
もうひとつは、土日・祝日が休みで福利厚生がきちんとしている会社。
これ3つが私の企業選びの基準です。
良くないポイント
休日や福利厚生を基準にしてしまうと、企業には「仕事にはどんな意識を持って取り組むのだろう」と疑問や不安が残ってしまいます。
仕事を意識した回答にしましょう。
また、｢笑顔あふれる｣・｢お客様第一｣はどの会社にもたいてい当てはまります。その会社でないといけない理由としては不適切です。
この回答だと、お客様第一であればどこでも良い、当たり障りなく具体的でない回答になります。
他にも、「会社が大手であることです」「製品が好きな企業です」というような『消費者目線』の軸は、受け身な印象を与えてしまい、あまり評価されません。
あなた自身が会社や仕事でどんなことに挑戦し達成したいのかをあなたなりの言葉でまとめましょう。
私自身、中学から大学まで〇年間続けた〇〇〇〇（部活等）の影響だと思います。常に高い目標に向かってチームでチャレンジしている環境で自己成長してきました。
御社では、社員の方が一丸となって切磋琢磨しながら非常に生き生きとしている様子が伺え、私も是非このような社風の会社に入りたいと強く思いました。
また、適性を発揮して仕事に取り組む中で、さらに自分を磨き、スキルアップに努めたと考えています。
以上が私の企業選びの基準になります。
評価できるポイント
「環境を求めることが正解」ということではありません。どんな環境であれば力が発揮できるのか？を聞いているので、それをしっかりとアピールできています。また、「何故そう考えるのか」という背景も語ることで、説得力のある回答になります。
企業選びの「軸」を考えるときのポイント
・能力（得意なこと、強み）
・価値観（大切にしたいもの）
この３点をポイントに自己分析を徹底しておきましょう。
また、企業は「企業選びの基準」を聞くことで、就活生の「仕事に求めるもの」と、会社の求める人材がマッチしているかどうかを確認しています。
基準に合致しない企業であれば、もちろん不合格になる可能性は高くなります。
まずは、自分の軸を明確にして、その自分の軸をまっすぐ通せる業界や業種、企業を探しましょう。
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