面接で突如として投げかけられる「圧迫質問」。「君、弊社には向かないんじゃないの」「他の企業の方がいいかもね」等、心が折れそうになる言葉で学生を揺さぶる質問です。もともとアメリカでの面接で行われていたものですが、今や内定者の30パーセント近くが圧迫面接を受けたと回答しています。そもそもどしてこのような質問で学生を困惑させるのでしょうか。面接官の意図と、今回の質問における回答例をもとに本番で動揺しないよう準備しておきましょう。
面接官の意図
「学生のストレス耐性を見ている」
近年、就職者の3人に1人が離職する時代です。企業側からするとせっかく育てた人材が他に流出することが大きな課題となっています。そんな中、「ストレス耐性」を重視する企業も増えているのが現状です。この質問においても、学生がどんなストレス状況においても臨機応変に対処できるかどうかを確認しています。
攻略のポイント
・どの学生にも同じ質問をしていると割り切る
まずは動揺して何も答えれなくなるというのが一番のマイナスポイントです。「この質問はみんなにしてる質問だな」と割り切り、冷静に答えるメンタルを準備しましょう。
・否定から入らない答え方を意識する
このような質問においては「君、●●だよね」と言われて、「いえ!そんなことはありません!」と否定してしまいそうになります。しかし、ここは一度、「そうですね、そのような考え方もあるかとは思います。」「そうですね、おっしゃるように●●な面もあります。」等、一度受け入れる事で相手への伝わり方の印象に雲泥の差が出てきます。臨機応変な対応をアピールするコツとして覚えておきましょう。
・質問をしてみるのも一つの手
「君、向いてないんじゃない」と言われて、「なぜそう思われるのかお聞きしてもよろしいですか」と聞いてみるのも一つの手です。ここでのポイントは、面接官が「●●という点で向いてないと思うよ」と言われた後に、改善点をきちんと述べられるかどうかが重要です。質問しておきながら、そうですか…で終わってしまわないように、きちんと「この会社で働ける能力」をアピールできる事が最も重要になります。
それでは回答例を見てみましょう。
評価のポイント
前向きに「一生懸命」にアピール出来ています。圧迫質問においても前向きな発言で志望意欲をアピールできるかどうかで面接官にも好印象になります。
最後に
いかがだったでしょうか。「圧迫質問」はあえて学生にストレスを与える面接官の「演技」であると心に留めておきましょう。しかしながら、社会に出てもこのように取引先や上司から逃げ出したくなるような質問に悩まされることも出てくるのが現実です。そういった場合の対処法としても、どのように振る舞うのがベストなのか対処法を学んでおくという点でも有効です。
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