就活の面接が進んでいくと「圧迫質問」という、学生に対して意地悪な質問をされる場面が出てきます。この場面に遭遇したら、「もういいや」とならずに、冷静に対応することが必要です。今回は、「今まで内定が取れなかった原因は何ですか」という質問をされたときの答え方について見ていきましょう。
面接官の意図
「自分自身を客観的に見て評価し、どのように改善しようとしているかを見ている」
社会に出ても失敗は付き物です。その中で、失敗をどのように克服し改善していくのかはとても重要な要素です。この質問で面接官は、学生が自分自身の失敗から何を課題と感じてどのように取り組んでいくのかを見ようとしています。
攻略のポイント
・内定が取れない原因を明確に答える
まずは、その原因を「明確」に応える事が必要です。中には、原因が自分でも分からず「こっちが聞きたいよ…。」と思ってしまう学生も少なくないかと思います。しかし、失敗を乗り越えるにはまず、その「原因」となる足りない要素を見つける作業が必須です。
原因を探るチェックポイント
・「建前」や「マニュアル通り」になっていないか
・入社後、自身のどのような「要素」「力」が会社で発揮できるか明言できているか
・その「要素」「力」は志望する会社が求めているものと合致しているか
・企業研究は徹底できているか、OB.OJ訪問は行えているか
・履歴書、ESの字は汚くないか
・面接の場で自分を出せているか、面接時の緊張の克服はできているか
・能力のみのアピールで、会社の何に活かせるかまで明言できているか
・第一志望であることをアピール出来ているか
・学歴を過信しすぎてないか、または劣等感をにおわせていないか
・改善策を具体的に述べる
原因が追究出来たら、それをどのような努力で改善していくかを明確にしましょう。重要なのは、内容が「具体的」で面接官に「それならもっとよくなるだろう」と思わせる事です。
それでは、具体例を見ていきましょう。
(評価のポイント)
原因の分析と改善点が明確です。また、企業が重視する「企業が求める力と合致しているか」という面接でのポイントを押さえる事が出来ています。しっかりと企業研究にも力を入れたいという意志と、自身の能力を発揮したいという向上心も覗える回答です。
最後に
いかがだったでしょうか。この質問に重要なのは、原因追究と改善策であることがお分かりいただけたでしょうか。失敗を振り返り、着実に成長していくためには就活においても社会においても大切な作業です。しっかりと「振り返り」をしながらアピールに繋げていってください。
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