この質問によって企業側は、就活生の「働くことに対するイメージ」を知ろうとしています。このイメージを知ることで、「社会人としての意識をもっているか」「仕事に対する考え方や価値観」を確認しています。
また、「具体的な答え(自身の見解)を示せるか」もポイントになります。
例えば、学生は自分のことだけで責任はかかりませんが、社会人になると全ての行動に責任がついてくると思います。
これが大きな違いだと思います。
その他には遅刻してはいけないとか、約束は守らなければならないなど、しっかりとした生活が求められます。
良くないポイント
責任性が変わってくるというのは間違いではないのですが、抽象的すぎて違いがわかりません。もっと「どのように責任が違うのか」を学生時代のアルバイト・インターン経験を振り返り、具体的に掘り下げましょう。
また後半では、自分自身の生活態度の悪さを自らアピールしてしまっているので、良い評価には繋がりません。
お金をいただくためには、会社の利益に貢献して、その対価とした能力を発揮し最後まで仕事をこなさなければならないと考えています。
私も、社会人として「今、自分は会社に、どんな価値を提供できているのか?」を常に考え、行動していきたいです。
しかし、報酬をもらいながらスキルアップできる環境は社会人だからこその環境だと思います。
評価できるポイント
自身の見解を具体的に示すことができることと、社会に対してポジティブな意識を持っていることが評価されます。
また、この質問は「社会人として働く覚悟」を確認したいという意図があるので、「自分は社会人として、どうやって働きたいか?」をアピールすることで評価が上がります。
学生と社会人の違いポイント
・報酬をもらうこと
学生は授業料を払って学校に通っているのに対して、社会人は報酬をもらって仕事をします。
報酬を得る以上、社会の利益に対し貢献する責任と義務があります。
・報酬によって生じる責任
学生でも個人の責任はありますが、それに加え社会人が負う責任は報酬をもらっている組織に所属している一員としての責任です。
一社員の行動が、会社全体のイメージや信用に大きく関わることもあります。
仕事以外の場合でも、組織の一員として責任ある行動をとらなくてはいけません。
・時間
学生は学校に通う以外は自由な時間ですが、社会人になると時間に縛られることが多くなります。学校も夏休みなどの長期休暇も多い上に、学校を休んでも自己責任で他人に迷惑はかかりません。
社会人は、チームプレーなので会社を休むのにも周囲への配慮が必要です。また休日数は決められているので、長期休暇もなかなか無く、計画的に過ごさなければなりません。
仕事の納期は厳守ですし、会議などがあれば10分前行動は必須で遅刻は許されません。
面接で答える際は、
・なぜそう感じたのか
・私は社会人として、このように風に働きたい
この3点をポイントにしましょう。
「報酬」「責任」などのキーワードを入れると、明確な違いを把握できていることをアピールでき評価されます。
学生気分を捨てこれから社会人になるという自覚をもって、就活を進めていきましょう。
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