負のイメージを与えてしまいかねない「短所」の質問。面接の場で、自分の短所を答えるとき、正直に答えるべきか、またどのように伝えるべきか悩みますよね。
まずは質問の意図を知る
面接官は学生の短所から何を判断するのか?
そもそも、面接官は様々な質問の中から短時間であなたの短所を既に見抜いていることを心得て下さい。取り繕ったり、当たり障りのない短所を上げてみたところでそれはマイナスに繋がる可能性もあります。
それでは、面接官が見ているポイント、意図はどのようなものでしょうか。
①単純に面接官が短所や欠点を知りたいから(常識的に致命的なものであれば即不採用)
②本人が短所に気付いているか(本人が自覚し、克服しようという姿勢が感じられるか)
①の常識的に致命的なものとはどのようなものでしょう。
以下の例文を見てください。
大学のゼミがいつも1限目だったこともあり、始業時間ぎりぎりだったり、時には遅刻してしまうことが多々ありました。
しかし、やさしい教授だったので叱られることはありませんでした。
いつも授業の後に教授とコミュニケーションを取ることが多かったからだと思います。
このように、社会人として「遅刻」をするというのは全く論外です。しかも、叱られないことはコミュニケーションが取れているからだというアピールも、社会人として自慢にもなりません。他にも以下のようなものが上げられます。
社会人としてNG例
・遅刻癖
・金銭面で問題がある
・嘘をつく
・人と関わるのが苦手
それでは、どのように「短所」を伝えれば減点評価にならずに答えることが出来るのでしょうか。
短所を伝える極意6項目
①前向きな態度をアピールしつつ、自分の短所と向き合い克服する姿勢を見せる。
②よりレベルの高い目標を掲げることで、短所のマイナス面を軽減させる
③短所を述べた後は、「克服計画」を伝える
④短所は、致命的・常識外れな事はNG。短所がないは論外。
⑤性格面、人柄に関することより、能力、知識を短所に上げた方が無難。
⑥●●が出来ない、●●が苦手の言葉を使わない。
それでは、例を見てみましょう。
現在ゼミの●●について研究しています。
しかし、その研究には高度な会計や法律の知識が不可欠だと言う事で大変苦戦しています。
自分自身の知識のなさに対して大変悔しく感じています。
そこで、その問題を解決するためにも卒業までに簿記一級を取れるよう、そちらの勉強に力を入れています。
評価のポイントは、知識面の短所を述べながらも意識の高さをアピールしている点です。特に、簿記一級という難易度の高い目標を掲げることで、短所を上手く利用して面接官にアピールできています。
短所選びは、「長所⇔短所」から選ぶ
自分の短所について何を選んだらいいのか分からない場合は、まずあなたの長所を上げてください。長所と短所はそれぞれ相反するものがあります。例えば、「リーダーシップがあり、企業意欲がある人は、日々のルーティンワークを軽んじるのではないか」と思われると言う事です。この場合、事務処理能力や、几帳面さをアピールする必要が出てきます。
短所として伝える場合は、「行動するスピード感を重視するため、時に細部まで意識が行き届かない時があります。」と言うように、長所をアピールしつつ伝える言い回しを考えましょう。
短所の伝え方
短所を自覚していることをアピール
「私の短所は●●な所です。」
↓
具体的エピソード
「学生時代、~というようなことがありました。」
↓
A;「しかし、現在●●を克服する為に●●という努力をしています。」
B;「しかし、●●を克服する必要があると考えており、これから●●して克服したいと思っています。」
↓
足りない点が自分の強みになるよう努力することをアピール
「足りない能力を自分の強みといえるレベルまで上げていきたいです」
最後に
面接ではありのままを伝える事が良いとは言えません。もちろん嘘やごまかしは通用しませんので、しっかりと自己分析からどの部分を伝えるのか戦略を練ることが重要です。
どこを伝えるのか、企業の欲しい人材を想像しながら何度も「伝える練習」を繰り返しましょう。
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