就活面接対策室

面接が進むにつれ、とっさには答えられない「圧迫質問」が増えてきます。
誰もが言葉を詰まらせるような答えにくい質問に、「こっちが聞きたいくらいだ！」と感じてしまうかもしれません。
しかし、このような「圧迫質問」に冷静に対応できるかどうかで評価は大きく変わります。
最悪のNGは、出題した面接官も落としたくなるようなネガティブな返答です。
落ちたことが、結果的に志望企業に対する志望を高める原因になっている場合や、落ちたことから教訓を得て明らかに進歩している場合は、評価が高くなります。
内定が取れなかった原因を考えて、改善に生かすのもひとつの面接準備です。次の面接つなげるためにも、不採用の後は原因を把握し、プラスになるための改善に努めるようにしましょう。

質問の意図
面接官は、今まで内定が取れなかった理由を尋ねることで、原因の把握と改善に努めているのか、確認したいと考えています。
「社会に出れば失敗をしない」ということはありません。失敗があれば改善するのが社会人としてふさわしい行動です。この質問で、自分の失敗を客観的に分析し、改善できているか確認されているので、しっかりと準備しておきましょう。

ポイント
原因と改善を明白にして答えることで説得力がうまれます。自身を客観的に見て評価し、改善しようとする姿勢がポイントになるので、課題をもってどう取り組んでいるか、改善策を具体的にアピールするようにしてください。

それでは実際の回答例をみてみましょう。

解説
本当に原因はそれだけですか？ネガティブな印象なうえ、客観的な自己分析が出来ていないことがバレバレです。不採用になったから終わり、ではなく、なぜ不採用になったのかという原因をしっかりと把握し、次につながるような改善に努めましょう。

解説
原因の分析と改善点がはっきりしています。具体的に振り返っていなければ、この質問には答えられません。失敗から学べることもたくさんあるので、しっかりと振り返って自己成長につなげてください。

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