最も努力したことは何ですか、最も力を注いだことは何ですか。このような質問は必ずくると思って準備している学生が殆どだと思います。
しかし、この重要な質問に対して、いくつかのポイントを押さえておかなければ、せっかくのアピールの機会を逃してしまうかもしれません。
まずは面接官の意図を踏まえて、攻略のポイントを見ていきましょう。
■質問の意図
「入社したらどんな力を発揮してくれるのかを見ている」
「学生時代にどんなことに興味を持ち、どのような姿勢で取り組んだのかを聞くことで、人柄を知りたい」
「取り組む中で、何を学んだのか、どう今後に活かせるのかを知りたい」
「身に付けた能力が、自社に合うかどうか見極めたい」
「努力した内容は、評価に値するレベルか」
■攻略のポイント
単なる自慢話になっていないか!?
努力したことが成果に繋がるという話の中で、単なる「自慢話」になってしまっている学生も少なくありません。面接官は、「自慢話」が聞きたいわけではなく、どのような姿勢で取り組んだのかを見ています。
伝えるべきは「その経験から何を学んだのか」という事!
努力する中で、どんな課題に直面し、どのように行動し、何を学んだのか。努力したという根拠が伝わるように理論立てて話すことが重要です。面接官は、あなたが課題だと考えた内容、考えて行動した内容、強みとなった経験から、入社後の働く姿勢や価値観、ポテンシャルをイメージします。
まずは、伝え方の「型」にあてはめる!
どんな素晴らしい経験をしても、伝え方がいまいちでは採用されないのが就活の面接です。ビジネススキルとして「伝え方」は非常に重要なポテンシャルです。
「この学生はデキル」と思わせるには、「ロジカルトーク」を身に付けなければなりません。
基本となる構成
↓
目的(●を学ぶため、克服する為)
↓
課題(人前で話すことが苦手、体力に自信がなかった)
↓
努力(商品知識を高めるためマニュアルを独自に作成した。その結果売り上げが当初の2倍になった)
↓
成果(困難な課題に直面しても、計画的に地道に努力を重ねれば課題を解決できると学んだ)」
幼い頃から体が弱く3歳まで殆ど病院での入院生活でした。
中学生になると強くなりたいという思いから、テニス部の練習後に更に両親に頼みスポーツジムで筋トレに励みました。
大学生では空手に出会い、周りの経験者と差を埋めるため以下の練習方法と自己管理を徹底しました。
主に、筋力アップの為、食事のカロリー計算と一日6食の中でのバランスのいい食事を徹底すること。
そして人体の仕組みを理解するために、海外の文献も含め20冊以上の本で知識習得しました。
より強い相手との練習機械を増やす為、他校の練習試合を自ら申し込み実践力を養う事で実践力を付けるよう徹底しました。
そういった努力の積み重ねから団体戦でも過去最高の成績を収める事が出来ました。
この経験から、課題を持って取り組み、目標を実現する為に何が必要なのかを考えて行動する重要性を学びました。
最後に
いかがでしょうか。ポイントは、何の資質、能力があることを伝えたいのかを重点的に構成を組み立てる事です。企業によって、必要とされる「資質」「能力」は異なります。企業研究、OB・OG訪問で、しっかりとその人物像をイメージできているかも合格のポイントです。
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