大学生の本業は勉強です。一番興味の持っていることを通じて自己アピールをすることが大切です。
研究したこと、興味を持ったことを通して学んだことや経験についてうまく説明することができれば、企業へ自分自身を強く印象付けることも可能になります。
「どの学びを深めようとしているのか」をしっかりとアピールしましょう。
質問の意図
履歴書にも「研究課題または興味のある科目」を記入する欄があるように、企業はこの質問をすることで、あなたがどんなことに興味を持っているのか、探ろうとしています。
大学で研究したことや興味を持ったことが、企業の事業内容と関係なかったとしても、行動力やその経験をどう仕事で活かすのかをアピールすることが大切です。
面接官の興味を引く、自分の魅力が伝わるような内容でアピールしてください。
具体的にどんなことをして、何を学んだのかを考えてみましょう。それによって得た最終の「成果・結果」は何だったのかを伝えるのです。
悩んだら、自分がこれまでに学んできた科目、ゼミ、卒業研究等を書き出してみるといいでしょう。その中から、今自分が志望している企業に対して強みになることを深く掘り下げてみてください。
内容は「成果+自分の考え」が分かるようにまとめ、結論から分かりやすく伝えることを意識して回答しましょう。
それでは実際の回答例をみてみましょう。
学生「はい、私は経営学について興味を持っています。」
面接官「経営学の中でもどの領域についてですか。」
学生「はい、企業経営についてです。」
面接官「どんなケースをもとにやっていますか。」
学生「はい、幅広くやっています。」
解説
回答内容が浅く、大雑把な回答です。このようなやり取りでは、「本心ではあまり興味をもって取り組んでいないな」と思われてしまいます。
大学での学びなので、もう少し専門的な切り口や、焦点を絞ったアピールをしなければ、評価に結びつきません。
学生「はい、数学の公式について興味を持っています。」
面接官「もう少し詳しい内容でお願いできますか。」
学生「はい、例えば公式が成立する理由を理解することです。数学の問題を解くこと以上に、公式を正しく読み解いていきます。そして自分の中で出したその公式の意味が、あっているときに数学の面白さを感じます。」
解説
切り口が明確なので、評価されます。また、物事の本質をとらえるために、いろんな資料を確認する能力があることも評価されるはずです。
ひとつのことに興味を持ち、学びを深めているというアピールができます。
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