面接では、時事問題に関する質問で「最近の経済で興味を持ったことは何ですか」と聞かれることがあります。経済についてスラスラと答える事が出来るには常に新聞やネットでチェックしておかなければ答える事は難しいと言えます。そんな質問を面接の場で聞く面接官の意図は何でしょうか。また、この質問に対して、どのような準備が必要になるでしょうか。例文を踏まえて見ていきましょう。
【質問の意図】
マクロ(政治・経済・文化)に関して興味関心を測る
社会人にとっても身の回りに起きた出来事以外の政治的、経済的な事柄についてアンテナを張っているかどうかは教養の深さにも繋がります。学生が日頃、どのような視点でニュースを捉え、考えるのかを見ます。
自分なりの意見を伝えられるか
出来事を相手に伝える際、自分の私見を伝えられるかを見ます。自分なりの見解を持って相手に伝えられるかどうかは、ビジネスセンスの有無にも繋がります。面接官は、ニュースの捉え方から考え方、伝え方を見てビジネスで必要な「伝える力」があるかどうかを確かめようとしています。
【攻略のポイント】
・ここ最近で起こった経済のニュースをピックアップしておく
自分の私見を語るには、その出来事に対しての正確な知識が必要です。なんとなくの知識ではなく、その意味や問題点を事前に調べ、考えをまとめておく作業が必要です。
・志望企業の業界に関わるニュースであればより高評化
ピックアップするネタについては、それぞれの業界で精通するものを上げる事をお勧めします。その業界の時事問題を取り上げる事で、その企業の志望度の高さをアピールすることにもつながります。
・情報源を確保する、習慣化する
新聞で情報を得るというのが一般的ですが、今は隙間時間にすぐに情報が得られる便利な方法がたくさんあります。
ニュースの中でも経済に特化したものです。携帯アプリで随時チェックすることが可能です。
■就活ニュース
就職人気企業約400社の話題を集め配信するアプリです。
■東洋経済オンライン
四季報なども出している経済に関するニュース全般を取り扱う電子版です。
■日経テレコン
日経新聞のバックナンバーを検索できます。企業研究や業界研究にも役に立つサイトです。
その他にも、「GoogleAlert」を使うと効率的に業界のニュースを収集することが出来ます。気にワードをあらかじめ設定しておくと、それに関連したニュースが出たときに届けてくれるサービスです。
それでは、回答例を見ていきましょう。
(評価するポイント)
近年、暴買いなどの言葉が流行ったようにタイムリーな話題から自分なりの見解を述べる事が出来ています。取り上げたニュースについて語る割合より、自分自身がどう考えたかについてボリュームを持たせる方が面接官にも「思い」が伝わる分評価に繋がります。
最後に
いかがだったでしょうか。時事問題については苦手意識を持つ学生も少なくないと思います。苦手な学生ほど、事前に準備が必要になりますので、情報集については習慣化できるように早い段階から備えておきましょう。
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