面接での変化球である時事問題や圧迫系の質問に「最近気になったニュースは何ですか」という質問があります。突然の質問に、動揺してしまう学生も少なくありません。臨機応変さが必要になると同時に、しっかりと準備が必要になります。身の回りで起きたニュースではなく、時事問題として企業の求める答えが的確に伝えられるようにしましょう。
【質問の意図】
マクロ(政治・経済・文化的)な視点で物事を見る事ができるか
最近の気になるニュースを聞かれて「ペットの犬が亡くなった事です。」という答えでは質問の意図を理解しているとは言えません。大切なのは、経済や制度、その業界のある事柄を題材に話を組み立てる事です。身の回りの出来事でなく、マクロな視点で答えてください。
伝える力・能力
物事を伝える際、どのくらい分かりやすく伝える事が出来るかを見ます。変化球であるこの質問は学生の考える力、伝える能力が見えやすい質問です。会社に入ると「君はどう思うの?」と考えを求められる場面も多くなります。企業にとってこういった伝える力はとても重要になります。
業界への研究、アンテナを張っているか
面接官は、学生がどのくらい本気で自社を志望しているか気になります。それを見る為に、企業の業界に対してどのくらい研究して理解しようとしているのかをみます。ニュースに関して、どのくらい業界のニュースを取り入れられるかを見ています。
攻略のポイント
回答する際の型
最近気になっているニュースは~です。
なぜなら~だからです。
この問題から今後は~という動向が考えられます。(このニュースが社会に及ぼす影響、問題点を予想)
避けた方がいい話題
話題によっては相手の宗教や政党に対して批判的になってくる場合も考えられます。また、芸能やスポーツは、面接官が確認したいマクロな部分を伝える事は出来ません。自己アピールに繋がる話題を選ぶようにしましょう。
・宗教
・芸能やスポーツ
・政党の話
最大のポイントは業界に精通する話題
一番アピールに繋がるのは、志望する企業の業界の動向を踏まえて回答する事です。業界への関心の高さをアピールすることで、本気度が伝わります。自分の意見を持った学生だと評価されるポイントにもなります。
それでは例を見ていきましょう。
(評価のポイント)
タイムリーな話題で、社会人の間でも一度は話題になるような問題を取り上げています。その中で、問題となる点に言及しどのような私見を持っているのかが述べられています。
最後に
いかがだったでしょうか。最近のニュースは、新聞やネットで随時アンテナを張っておくことが大切です。社会に出てもこの習慣は役立つものですので、自分の言葉で考えを伝えられるよう、是非習慣として身に付けておきましょう。
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