面接の場では、話し方や伝え方で面接官に対しての印象は大きく違ってきます。
同じことを話しても、不自然な語尾や、癖のある話し方、仕草などがあれば、面接官に上手く伝わりません。
最近、面接の場で目立つのは、このような「話し方」の面で、マイナスの印象を与えてしまう学生が多いということです。
今回はそのような事例を踏まえて見ていきましょう。
まず、以下の例文を見てください。
はい、私の長所は何でしょう…、スピード感を持って行動することです。
なぜならば、何でしょう…広告営業のアルバイトで、限られた期間内に想定の2倍の数字をあげることが出来たからです。
アルバイトでは…何でしょう…何度もロールプレイングを行い…何でしょう…精度を上げ、先輩たちの話を聞いてそれらを取り入れスピード感を持って行動することを意識していました。
その結果、周りの期待以上の成果を上げられたと思います。
良くないポイント
「何でしょう…」という口癖が気になって内容が良く伝わりません。これは社会に出てからも、学生が一番最初に注意される事になるでしょう。商談の際も、こういった口癖は非常に、聞きづらいものです。今の段階で直すように意識づけしましょう。
はい、私の長所はスピード感を持って行動することです。
なぜならば、広告営業のアルバイトにおいて、当初100万円の目標に対し200万円の成果を上げることが出来た経験からです。
私は、この目標を達成する為に、広告のメリットだけでなく顧客が何に困っているかのヒアリングを重視しました。
そして、先輩たちの知恵を借り、ロールプレイングを何度も行い精度を上げました。
これらの結果、周りの期待以上の成果を上げられたと思います。
評価できるポイント
長所だと言えるエピソードの中に、自分なりに成功した要因を分析して述べられている為、長所となる根拠が具体的になります。また、目標達成のために努力する際、企業側も「努力を惜しまない、目標に対して期待以上の成果を上げる古城芯がある」ということもアピール出来てきます。
例を見てみると、ほぼ伝えたい内容は同じなのに、「何でしょう…」のような話し方になるだけで、全く内容の伝わり方が違ってくるのがお分かり頂けたでしょうか。
せっかく良いことをアピールしているのに全く伝わらないなんてもったいないですよね。
では、改善したいポイントを見てみましょう。
今すぐチェック!話し方に気になる癖はないか
・語尾が上がる
「~だったんですがぁ↑。~だと思いますがぁ↑。」
・緊張からくる仕草
頭を触る、髪を触る、貧乏揺すりがでる、瞬きが多くなる
・話すスピード
異様に早くなる。または間が長くなる
・区切らないで話す
「~で、~だったんですが、~の際に、~してしまって~、だと思います。」
話し方以外でも面接官が気になるポイント!
話し方の他にも、面接官のイメージを落としかねないポイントがあります。
・挨拶
面接での挨拶の際は、必ず「お辞儀」と「しゃべる」は分けましょう。お辞儀をしながら「宜しくお願い致します」と言うことがないよう、面接官と目を合わせましょう。
・歩く 立ち振る舞い
移動や席へ向かう時は、機敏に背筋を伸ばして歩きます。だらだら背を丸めて歩くと、自信がないように思われます。
面接はコミュニケーションである事を忘れない
たくさん練習を重ねて挑む面接ですが、あくまでも面接官とのコミュニケーションの場でもあること忘れずに。
目と目を合わせて話すことはもちろんですが、話が長くなり過ぎたと感じた際は、「話が長くなってしまいますが、続けてもよろしいでしょうか?」などの一言や、「以上です」など、聞く相手の様子を伺いながら進めることも必要です。
最後に
自己PR については、内面を掘り下げて企業が求める人材とマッチしているのかを研究するの事も重要ですが、自己PRのプレゼンの仕方を磨く事にも力を入れなければなりません。
良い自己PRを話すことで合格できるわけではなく、伝え方のスキルと共に自己PRを完成させていく必要があります。
出来れば、スマートフォンの動画で自分のPRを確認したり、周りの先輩から客観的な視点で見てもらう事をお勧めします。
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