企業が謙虚に受け止め、今後に生かそうとしている場合に質問されることがほとんどです。感じたことを伝えればいいのです。
しかし、中にはお互いに悔いが残らないよう事前によく理解してもらってから仲間になってほしいという良心的な考えで質問している場合もあります。
志望動機をより伝わりやすくしようと思うと、企業研究は長所にばかりフォーカスしがちで、悪いところにまで目がいかないことがほとんどなので、短所まで企業研究していることはアピールにもつながります。
悪いところや弱み、短所を知ってもらったうえで入社してほしいと思っている企業もあるということを知っておきましょう。
短所まで企業研究しているということは、それだけその会社が好きというアピールになるのです。
面接官が知りたいこと
・客観的な根拠に基づいて発言をする人か?
・短所を知ったうえで、覚悟を決めて志望している人か?
短所を調べるメリット
企業の短所を知っておくことで、後悔リスクや早期退職リスクが減らせます。
企業研究は長所ばかり目が行きがちで、こんな短所があると思わなかったと後悔しかねません。短所もきっちり調べて後悔するリスクを減らしておきましょう。
また、短所も知ったうえで志望している応募者は、内定辞退や早期退職リスクの低い応募者だと判断されるため、好感が得られやすい傾向があります。
調べるために
①データ収集
ウェブサイトの経営情報やIR情報ページを読んで、問題点・課題のチェックしましょう。
志望企業の新聞記事において、その問題点・課題をどう分析しているかもチェックすると理解も深まり、説得力が格段に増します。
余裕がある場合は、ライバル企業の問題点・課題も調べて比較研究するとよいでしょう。
SWOT分析(「強み・弱み・機会・脅威」の4つを区分する手法)で企業をまとめておくと便利かもしれません。
②取材
OB・OG訪問や会社訪問、店舗見学の際に調査した内容を社員に見せて意見を伺い、企業がその端緒に取り組んでいることを教えてもらいましょう。そして、自分が考えた解決策にアドバイスをもらうことで、前向きな回答をすることができます。
ここまでやるとかなりの好評価が期待できます。
それでは実際の回答例をみてみましょう。
解説
マイナスなことを発言するときは伝え方に注意が必要です。「なっていない」「駄目だ」「ありえない」などの非難の言葉でなく「残念でした」というような伝え方で。そしてエピソードはこの場にふさわしい発言かどうか、よく熟考して発言してください。
国内ではトップクラスの家電メーカーとして、AV機器、情報・通信機器、電子部品など多岐にわたる事業を展開していると思います。
新興メーカーなどの参入もあり、激化している部分もありますが、内外での景気回復の兆しが見え始めているので、もう少し海外でのブランド力が浸透してもいいのかもしれないと感じました。
私が思う短所はここです。
解説
このように会社全体としての「弱み」を話した方がいいでしょう。
内容も大切ですが、伝え方を考えるのもビジネスマナーの一環です。
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