就活面接で「この職種を志望する理由は何ですか?(事務職)」と質問された時の対策回答例文

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事務職の仕事とは

事務職は正確さとスピードが最も重要といえます。一つの仕事で多岐にわたる作業が何段階もあったり、処理の仕方が異なる仕事を同時に数多くこなさなければなりません。

またある仕事の途中で緊急の仕事が割り込んで来たり、法令や規則の変更で処理方法が急に変更になるなど、常に勉強が必要で、チームワークをよく図り、常に集中力を要する仕事です。

顧客からの問い合わせやクレーム対応、取引先との交渉が業務の一環となる事もあります。事務の仕事のやりがいは与えられるものではなく自ら作り出すこともできる仕事です。これは何のための仕事か、どう役立っているのかを考える事で、よりプライドを持って努める事が出来ます。

 

キャリアデザインを問う企業が増えている!

 

面接で「どんなビジネスパーソンになりたい?」「どんな生き方をしたい?」といったキャリアデザイン(働き方、生き方)に関する考えを問う企業が増えています。

その質問の背景には、企業の終身雇用、年功序列制度が崩壊した現代、会社に依存することなく、自らの生き方をどう組み立てていくのか、いかにプロフェッショナリティを高めていくのかを考えて欲しいという企業の思いがあるわけです。

したがって、キャリアデザインについて自分の考えを持って伝えるスキルを身に付けておくことはとても重要です。

 

志望動機の作り方は「will+fit」

 

志望動機;基本パターン

「私は、○○○がやりたいのです」

「御社は□□□をやっていて、私がやりたいことができます」

「だから御社を志望します。」

 

このように、自分がやりたいこと、夢、ビジョンを考えて、「企業がやっている事、企業の特徴」を調べてそれらがfitする、だから「御社を志望するのです」と展開していきます。

したがって、志望動機を考えるには、まずそれ以前に「will」と熱く語れる夢、ビジョンを持っていることが前提となります。

 

志望動機に「根拠」「努力」を盛り込むと◎!

 

営業職を志望する理由に「私は人と関わる仕事がしたいです。御社は様々な人と関わりが持てるので、私のやりたいことができます。だから御社を志望します。」と言っても熱意は伝わりません。

企業が志望動機を通じて知りたいのは熱意(学生のやる気度、本気度、真剣度)です。そして、企業がそれを見極める評価ポイントが学生のやりたいことに「根拠」があるかどうか、学生がやりたいことの為に既に「努力」しているかどうか、また「この業界を選ぶ理由」を明確に言えるように「業界研究」をしているかどうかです。

したがって、以下のように志望動機を膨らませて話すことが出来ればアピールに繋がります。

 

志望動機:上級パターン

■「私は~という理由で、○○がやりたいのです」

(※やりたいことに「根拠・理由」があることを印象付ける)

■「そのために、既に~といった努力もしています」

(※既に努力していることを盛り込む)

■「御社は他業種と比較して~という特徴のある□□をやっていて、私のやりたいことができます」

(※しっかりと業種研究出来ていることを印象付ける)

■「だから、御社を志望します」

 

それでは、回答例を見ていきましょう。

 

良い回答例

回答例
「私は昔からコツコツと完璧に物事を積み上げていく事が得意でした。この強みを活かして事務職を選び、会社説明会で貴社に出合いました。そこで○○様から、仕事内容、流れ、重要な資質についてお話しを伺いました。事務職は縁の下の力持ちと言うように、土台をしっかりと固め、それが周りのメンバーの作業効率や成績に反映してくることから、私にとってとてもやりがいのある仕事になると確信しました。現在はより経理のスキルを磨くためにFASS検定の勉強中です。私の将来の人間像である「学び続ける人」を実現すべく、御社と共に成長させてください」

 



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