就活面接で「友人は何人いますか」と質問された時の対策回答例文

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面接の際に、「あなたは友人が何人いますか」と聞かれて困ったことはありませんか。どこから友人と言うのか、一人だけって言ったらどう思われるのか…。実はこの質問で、面接官は友達の人数は問題にしていません。一人でも百人でも数は関係ないのです。

それでは、この質問で面接官は何を知ろうとしているのでしょうか。

就活の際の面接の質問には全て「面接官の意図」があります。この質問はその中でも意図が読み取りにくい質問でもあります。だからこそ、意図を理解しているかいないかで差がつく質問でもあると言う事です。「人数」をアピールするのではなければ何をアピールする場面なのかよく理解した上で答えるようにしましょう。

 

■質問の意図

人数ではなく「どのように人間関係を構築していくのか」という価値観を見ている

友人の人数は関係ありません。入社後、どんなスタンス、価値観で社内や取引先との信頼関係を築くのかを見ています。

 

■攻略のポイント

入社後、信頼関係を築いていくのかをイメージさせるエピソードを選ぶ。

・「友人はいません」等人間関係を作る事を拒むような答えはNG

・なぜ友人と呼べるのか、呼べるようになったきっかけや具体的な内容を入れる

価値観の違う友人の場合、どのように接するのかまで答えらればなお良い。

 

<悪い例>

学生「友人は数えきれないです。とにかく大勢います。SNSの繋がりも含めると500件ほどになります。」

面接官「どのように友人を作るのですか」

学生「コミュニケーションを取るのが得意なので、話しかけたら番号を聞いたり、SNSで友達申請をしたりして作ります。基本的には、一度話したら友達だと思っています」

(評価できないポイント)

友達を作る上で、一度話しただけの相手を友人と呼べるのか、またSNSでのつながりだけで友人と呼べるのかに疑問を感じます。人数は問題ではないので多くを言えば評価が上がると勘違いして安易さを露呈してしまっています。

 

<良い例>

学生「はい、私は5名です。何か嬉しい出来事があった時に報告しあったり、悩みがある時は彼女たちに相談しています。」

面接官「その友人はどのようにしてできましたか。」

学生「中学のクラスメートです。たまたま席が近かったもので話すようになったのがきっかけだったと思います。各自、それぞれの思いを遠慮なく言うタイプなので、ぶつかることもありますが、逆にお互いの考えを新たな考え方として認め合うことが出来ています。それを繰り返して友人と呼べる関係になったと思っています。」

(評価できるポイント)

きっかけは偶然であったとしても、そこから人間関係を構築し自分を出せる、または他人の意見を尊重できる事が読み取れます。企業も違う価値観の集団であり、このように様々なタイプの人間関係の中で構築できる人物は企業からも評価を受けやすいと言えるでしょう。

最後に

いかがだったでしょか。面接の場では、友人の数は関係なく「どのような価値観で人と接しているのか」という事がポイントだと言う事がお分かりいただけたでしょうか。

このように、面接の場での質問には全て意図があります。事前にどのような質問をされるのか想定して準備することが必要です。



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