面接では「あなたのモットーを教えてください」と聞かれることがあります。
モットーとは座右の銘、日常の行為の目標や方針となる事柄の事です。
あなたが日常生活を送る上で、大切にしている目標や言葉、方針を簡潔に述べなければなりません。
面接官の意図とは?
面接の場で「モットー」を聞かれる際、面接官は学生の何を知りたいのでしょうか。
企業理念や方針に近いかどうかを確認したい。
企業側は自社と同じ匂いを持った学生を好みます。
言葉や姿勢、態度から見つけようとしています。「モットー」は自己PRの一部です。その人の人柄や価値観を知ることができます。
企業側が、欲しいと思わせる「ワード」や「エピソード」を踏まえて「モットー」を答える必要があります。
例えば、あなたが大手広告代理店を志望しているとしましょう。この企業が求める必要能力が以下であると企業分析した場合はどうアピールしたらよいでしょうか。
A社広告代理店の必要能力
・論理的思考能力・戦略的思考能力
・情報収集能力・好奇心
・チームマネージメント能力
後悔しないように行動することを心掛けています。
例えば、部活動のテニス部では「遅刻をしないこと」「練習中は怪我に最新の注意を払う事」「テスト期間中も練習を怠らないこと」を実行しました。
結果は思うようにいきませんでしたが、全力を尽くした部活動生活を送ることが出来たと思っています。
(良くないポイント)
誰にでもできる努力は評価されません。常に最高のレベルを目指す為に、「時間に遅れない、怪我をしない」程度では説得力に欠けます。
後悔しないように行動することを心掛けています。
例えば、部長を務めたテニス部では試合に勝つため「朝練は誰よりも早く取り掛かる」「強豪校へのデータ収集を積極的に行い分析する」「体つくりのため、食品や人体に関する文献を読み自分なりの体つくり」を実行しました。
また、高い目標に向かって全員で取り組めるよう、毎日の声掛け、振り返りを徹底してきました。結果は全国大会には出場できませんでしたが、全力を尽くした部活動生活を送ることが出来たと思っています。
(評価のポイント)
A社広告代理店が求める能力を所々にちりばめる事が出来ています。最高のレベルを目指すために具体的に行った事を述べることで、戦略的思考が伺えます。複数の文献を読むことで情報収集を怠らない点。部長という立場から行った事がチームマネージメント能力の有無も感じる事が出来ます。
このように、まずは企業研究の中で見えてくる「必要能力」を分析し、そのキーワードをちりばめる必要があります。キーワードは複数あることがポイントです。
必要能力をイメージさせるエピソード選びましょう。
②自分のウリが一つでなく複数ある事
③従来のやり方を変革し、結果を出す
④オリジナルのノウハウや成功手法を持っている
⑤常に向上心を持っている
⑥環境の変化とともに自身の考え方や行動も変えることができる
⑦チームを統率し結果を出す
⑧PDCAを繰り返し努力できる
⑨比較検討しながら様々なアイデアを生み出す
⑩逆境を乗り越え成功した
最後に
「モットー」とは自分をアピールする言葉ですから、前向きな言葉を選ぶようにしましょう。そして、面接の場では自信を持ってハキハキと答えるように心掛けましょう。
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