面接で突然「暗いですね」と性格のネガティブな面を指摘されると、多くの方は返答に困ってしまいますよね。そもそも初対面でこのようなことを言われるのは「圧迫質問」の機会以外は取引先の緊迫した雰囲気の中でしか遭遇しないかもしれません。この「性格面」での圧迫面接はどのように乗り切ればよいのでしょう。面接官の意図とポイントを踏まえて見ていきましょう。
面接官の意図
「性格面でのネガティブな質問から、学生の対応力、ストレス耐性を見ている」
性格面での指摘は、物事の指摘より伝わり方も学生にとっては非常にストレスに感じてしまう学生も少なくありません。しかし、暗い印象と言うのは社会に出てからもなかなかプラスに働きづらい要素です。それ故に、「暗い」を自分自身でどのように捉えているかを見る点でもこういった質問をする面接官もいます。また、そういった場合に、どのように学生が対応するのか、ストレス体制が測られています。
攻略のポイント
・まずは「圧迫質問」であることを理解し、ネガティブにならないように心がける
あくまでも「あえて」この質問をしているので、ネガティブに捉えず、圧迫質問の種類として冷静に対応しましょう。
・ネガティブ要素はプラスに変換して答える
性格面でネガティブな要素を言われた場合、短所の裏側の長所をアピールしましょう。
誰しも短所はあります。例えば、暗いですね、と言う事は「落ち着いて見られる」と言う事もできます。また「落ち着きがないですね」と言われた場合は、「受かりたいという気持ちが先走ってしまって。」と志望意欲をアピールする言葉に変換することも可能です。
このように、ネガティブ要素はポジティブに変換できるようにしましょう。
それでは回答例を見ていきましょう。
見た目はそうかもしれませんが、内面は熱い男だと思っています。余談ですが、お笑いが大好きです。仲間にも、落ち着いて見えるけど実は熱いよねと言われます。落ち着いてるという点で、そのように見えてしまうのかもしれません。
(評価のポイント)
暗いというマイナスのイメージを、「落ち着いている」と上手く前向きな言葉に変換することが出来ています。意外性を持って「お笑い好き」と言うのも好感が持てる一言です。機転を利かせて、どのようにプラスイメージを伝えられるかが重要なポイントです。
最後に
いかがだったでしょうか。なかなか性格面での圧迫質問は心が折れそうになることもある為、慣れと準備が必要になります。しかし、面接官も仕事の一環として質問をしていると言う事を理解し、コミュニケーションとして回答できるようになれば「この学生なかなかやるな」と評価のポイントにも繋がります。圧迫面接は「チャンスの時」と思って挑んでください!
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