就職人気ランキング2016年卒のベスト2位は「全日本空輸(ANA)」、そして3位は「JTBグループ」となっています。これらのランキングでも分かるように、旅行、航空業界は例年試験倍率もトップクラスの厳しさです。
この業界は、一見華やかに見えますが、実際は非常に地味で体力や忍耐力を要することが多いのが現実。企業間の競争は激しく、一時は価格面での競争が激化し、サービス面での競争が活発化しています。よって企業側は生き残りをかけ、何らかの特色を打ち出す企業が増えており、変化の激しい業界でもあります。
これだと落ちる志望動機ワースト3
①「旅行が好きだから」
②「飛行機によく乗るから」
③「英語が好きだから」
まずは、ありきたりな志望動機で面接官をうんざりさせてしまう理由がこれらになります。上記だけの理由を志望動機にしてしまっている学生が多いのです。これらはきっかけに過ぎず、そこから自分のどの能力を何に活かせるのかという部分に繋げるまでができていません。
では、NG回答例を見てください。
NGポイント
- 旅行に関する仕事ならどの企業でも良いと思われてしまいます。この会社でないといけない理由が見当たりません。
- 旅行が好きだからという理由では、面接官は採用しません。仕事に活かせる能力が何なのか、面接官にアピールする必要があります。
- この志望動機では、採用するメリットが感じられません。
志望動機で面接官が重視するポイント4つ
・会社にとって貢献できる人材か
・職種を理解し、その職種でどのように活躍できるか
・どのような企業研究を行い、その結果なぜこの会社なのか
・志望する本気度がどれくらいなのか
企業は、まず入社後活躍してくれる人材かどうか判断します。学生はアピールする上で、企業研究を徹底し、それを踏まえてどのようなメリットがあるのかをアピールする必要があります。企業研究の深さは、志望度の高さにも繋がる為、志望動機の場ではどのくらい企業研究に力を入れたのかをアピールする必要もあります。
それでは回答例を見ていきましょう。
■企業のサービスを利用した経験でアピール(旅行)
ポイント
- 志望企業のサービスを利用したことをきっかけに、社員を訪問し、仕事の実態を聞いたことから、本気度、行動力が評価できる
- 実際に企業の社員に話を聞いたことから、仕事内容や流れについては理解していると判断されるので、この後の面接官がより具体的に質問することが出来る。面接官の意識も高められる。
■大きな志でアピール(旅行)
ポイント
- 具体的なビジョンがあり、志の高さが感じられる。
- 動機が明確なので、採用後のイメージが湧きやすい。
- 面接官にさらにインパクトを与えるには、「ビジネスモデル」の提案をプラスするとより効果的。企画書を用意して渡すなどの工夫でアピールできる
■社員に話を聞いたことでアピール(航空)
ポイント
- やりたい仕事の中身に言及し、目的意識の高さをアピール
- 単なるあこがれでないことをアピール
- 覚悟を述べる事で、本気さをアピール
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