部活に明けくれていた学生時代・・・
でも、何かの大会で優勝した訳でなければ、華々しい活躍をした訳でもない・・・
さらに正直に言うとレギュラーにもなった事がない!て方もいらっしゃるはずです。
じゃあこの質問に部活です!とは答えられないのか!?答えは否!!
では、面接で何故この質問をされるのかを振り返りましょう。
面接官が知りたいポイント
①あなたの人柄
②あなたがどのように仕事に取り組むのか
③質問の意図を読み取り適切に答えられるか
上記の①と②を知りたいという意図を読み取り適切に答えればいい訳ですから、特に自慢できるような成績を残念ながら収めていなくても、「部活です」と答えていいんです。
ただし、部活に力を注いでいたエピソードを話す事で何をアピールしたいのか?
そしてそのエピソードは筋道が立っているのか?
という点をクリアしないと話に説得力のないふんわりした話しになるかもしれないので、回答例を参考にして整理しておきましょう。
クラブ活動でバスケに打ち込んでいました。チームワークを良くするためにはどうしたらいいか?を常に意識して動きました。毎日練習に参加し、顧問の先生とチームのメンバーの橋渡しになって練習に参加しやすい雰囲気や環境づくりに取り組みました。その甲斐がありチームの課題に気づく事が出来ましたので全員で改善に努め、いい結果を残せました。
ぼんやりと受け身な態度で部活をしていた訳ではない事は好印象ですが、行動と結果が結び付いていないところが残念です。「練習に参加しやすい環境づくり」がなぜ「チームの課題に気づく」事につながったのかが分かりません。
ここを分かりやすくすれば筋道が通ります。
クラブ活動でバスケに打ち込んでいました。ずば抜けた選手がいる訳でも強豪チームでもなかったので、どうしたらチームが結束して強くなれるかを考えて動きました。
団体競技なのでチームワークが重要ですが、顧問の先生は寡黙なタイプでしたので意思の疎通不足が課題ではないかと思いました。それでとにかく先生とチームのメンバーがそれぞれ思ってる事や教えたい事を伝達し、聞いてない人間が出来ないようにグループラインを作ったりして情報共有を徹底しました。
思うように上達できない悩みや、こうしたらいいというアドバイスがスムーズに伝わる環境が出来上がったのでチームの結束と戦力アップに貢献できたと思います。
チームの結束の為に具体的に何をしたのかをしっかりアピール出来ており、話の筋道も通っています。入社後社員間の意見の調整役として良い働きをするかもという期待をもたれるかもしれません。
まとめ
面接官は決してあなたの部活動そのものに興味がある訳ではありません。
むしろ部活動を通して何を学んできた人材なのか、そしてそれをきちんと伝えられる人材なのか、さらにあなたの長所や個性、社会人としての資質があるかどうかを知りたいと思っています。
★何をアピールしたいのか
自分の長所、壁にぶつかった時どう乗り越えたか、どんな事を学びとったのか
★話は筋道が立っていて具体的か
論理的に話せるかは重要です。
○○という出来事があり○○という考えに至り○○という対処をした。というような
結果だけではなくプロセスを具体的に話せるといいアピールが出来るでしょう!
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